「蜃気楼」で有名な富山県魚津市の高台に整備された運動公園内に1987年10月に開場した野球場です。
フィールドは両翼は92mとやや狭いものの、センターは122mの広さを持ち、電光掲示のスコアボードに照明設備などコンパクトながら一定水準以上の設備が整えられています。
観客席も冬場の積雪がある影響で屋根こそないものの両翼ポール近くまでスタンドが設置されていて収容能力もなかなかのものです。
この球場の最大の特色は球場外にあります。球場正面にある大時計。
この時計は1987年まで東京の旧後楽園球場で使用されていたものを譲り受け移設したものだそうです。
魚津市の隣町の黒部市の宮野運動公園野球場には1983年限りで電光掲示板に改修された甲子園球場で使われていた手動パネル式スコアボードの選手名プレートが寄贈・展示されていますが(一説にはセンターポールも甲子園球場から譲り受けたものらしい)、富山には他球場から譲り受けたものを使用するというサステナブル精神があるんでしょうか?隣接する市の野球場にジャイアンツとタイガースという東西名門球団の本拠地で使用されていたものがあるというのもなかなか面白いところです。
高校野球や日本海リーグ富山サンダーバーズの公式戦で使用されるほか、全日本女子大学野球選手権大会など女子野球にも使用されています。
唯一のネックとしては交通アクセス。蜃気楼のまちですが、ロケーションは海から離れた高台で周辺に公共交通機関でのアクセス手段がないため、車でのアクセスが妥当そう。高台のため、魚津市内の眺望はなかなかのものです。
【所在地】富山県魚津市出字桃山36
【球場データ】両翼:92m 中堅:122m 内野:土 外野:天然芝 スコアボード:電光掲示板 照明:あり 収容人員:8,246人
【アクセス】あいの風とやま鉄道線魚津駅から車で15分
北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅から車で30分











