7月18日に等々力球場で行われた全国高校野球選手権神奈川大会5回戦、立花学園高×横浜商高の観戦記です。

先日茨城大会で取手二高の試合を観戦しましたが、こちらも高校野球ファンには懐かしいユニフォームではないでしょうか?左胸に記されたYの文字、「Y校」横浜商高です。1983年には春夏連続で甲子園準優勝を成し遂げましたが、近年は私学台頭の波に押され甲子園からは1997年春以来、夏に至っては1990年以来遠ざかっています。今大会はノーシードながらCシードの横浜隼人を下してのベスト16進出。古豪復活の年とできるでしょうか?

対するは台頭する新興私学の一角の立花学園。ここのところコンスタントに8強、4強と進出し昨夏、昨秋ともに4強と力をつけてきています。初の甲子園に向けて負けられないところです。

 

<スタメン>

【先攻:横浜商高】

①ファースト 野口

②ショート 平本

③ライト 今井

④DH 杦村

⑤セカンド 山﨑

⑥センター 永留

⑦サード 中島

⑧キャッチャー 藤原

⑨レフト 望月

先発ピッチャー 押本

【後攻:立花学園高】

①ショート 菅沼

②ファースト 八代

③ライト 小峰

④センター 今松

⑤レフト 伏見

⑥キャッチャー 山内

⑦DH 井芹

⑧セカンド 柳田

⑨サード 東田

先発ピッチャー 櫻井

<試合概況>

先制したのは立花学園。初回3つの四死球で満塁とすると5番伏見の適時打でまず1点。

さらに7番井芹の2点適時打でこの回3点を奪います。

しかしY校も直後の2回に8番藤原の適時打で1点を返します。

Y校は4回にも藤原の2打席連続の適時打で1点差に追い上げ、立花学園先発櫻井を引きずり下ろします。

しかしY校投手陣が踏ん張れません。2番手仁科が立花打線につかまりその裏、4番今松、5番伏見の適時打で3点を追加されます。

しかししかしY校打線も負けずに立花学園2番手の根本に食らいつき、6回表6番永留の適時打、8番藤原の3打席連続の適時打で1点差に詰め寄ります。

しかし立花学園はその裏4番今松の適時打などで2点を追加。

Y校も7回に1点を返しますが、7回裏立花学園はY校3番手古川の制球難に付け込み、押し出しで追加点を奪うと、4番今松、5番伏見の適時打で12点目を奪います。

さらに1死1・3塁の場面で1塁走者が牽制で挟まれ挟殺プレーとなりますが、ここで送球エラーが出てしまい3塁走者が生還、思わぬ形で7点差のコールド要件が成立し立花学園が13-6でコールド勝ちしました。

 

<注目選手など雑感>

点の奪い合いとなりましたが、立花学園が中軸の猛打で勝利しました。

5番に伏見は先制打を含む3本の適時打で5打点をマーク。4番の今松も2本の二塁打を含む4安打3打点と中軸の役割を果たし投手陣を援護しました。

7番井芹にも適時打が出ており打線は好調を維持。投手陣にやや不安が残る試合展開でしたが打線が好調を維持し援護していきたいところです。

投手陣ではエースの根本がエラーもからみ4失点しましたが140キロ後半の力のあるボールを投げ込みポテンシャルの高さを感じさせました。

ベスト4が一つの壁になっている印象ですが、根本の力投で壁を突き破ってほしいところです。

敗れたY校は投手陣が11四死球と踏ん張れずコールド負けとなりました。

しかし打線はしっかりと爪痕を残しました。

8番の2年生藤原は何と3打席連続の適時打をマーク。新チームではこの経験を活かして古豪復活を果たしてもらいたいです。Y校のユニフォームが甲子園に復活することを期待するファンは多いと思います。

 

横浜商業高0101031=6

立花学園高3003025X=13

<7回コールド>

(Y)押本、仁科、古川、金子-藤原

(立)櫻井、根本ー山内

【勝利投手】根本

【敗戦投手】押本

【二塁打】

(Y)藤原

(立)今松、今松