5月に今季限りでの廃部が発表され、都市対抗予選では健闘及ばず本大会出場を逃したセガサミー野球部。そのセガサミー野球部からうれしいニュースリリースがありました。

 

医薬品卸大手の「アルフレッサホールディングス」との間でセガサミー野球部の「継承」に関する基本合意書を締結したという発表です。

内容としては

①施設および設備の譲受に関する事項

②選手およびチームスタッフの雇用の承継に関する事項

③チーム運営ノウハウなどの承継に関する事項

について今後両社で協議していくというものです。

 

新たに売社会人野球に参戦しようとするアルフレッサにとってはセガサミー野球場のような施設や、チーム運営のノウハウというには魅力的だったんでしょうが、思わぬ形で「受け皿」ができたのは選手たちにも我々社会人ファンにとっても「朗報」ですね。

こんな展開、なんか既視感があるなぁと思いましたが、池井戸潤さんの小説でドラマ化もされた「ルーズヴェルト・ゲーム」のストーリーのような形になりましたね。

「ルーズヴェルト・ゲーム」では苦渋の決断で野球部の廃部を決めた「青島製作所」野球部ですが、青島会長の旧知で青島製作所の大株主である「キド・エステート」の女社長・城戸志眞が青島会長に都市対抗予選代表決定戦に招待され(城戸いわく「昔はよく観戦に来てたもんだけど、あんた(青島会長)はチケットだけ私に渡して、自分はベンチで観てたけどさ」と恨みがましく青島会長にぼやくシーンは、モデルとなった鷺宮製作所の西見会長をオマージュしていて社会人ファンとしては胸アツでしたが(笑))、野球の魅力に取りつかれ、自分の会社に野球部を創設し青島製作所野球部を受け入れたというストーリーでしたが、予選敗退したもののセガサミー野球部の都市対抗予選の戦いぶりがこのような小説のような展開を呼び込んだんでしょうかね?

 

今後両社で詳細を詰め、また東京と野球連盟への登録に時間を要するような報道も出ていますが、選手たちのプレー継続がスムーズにいくように関連各所の英断・調整が進んでほしいと思います。

 

まずは受け皿が見つかって本当に良かった!応援団もそのまま継続してくれるといいなぁ。楽曲などは権利の問題も発生するかもしれませんが、その辺りも寛大な判断をしていただけることを社会人野球ファンとしては願いたいです。