昨年の社会人野球界は都市対抗が王子、日本選手権がヤマハと東海勢が席巻した年になりました。王子、ヤマハに加えトヨタ自動車など強豪が揃いハイレベルな予選が繰り広げられるため、今年も東海勢が優勝争いの中心になるかと思われます。

しかし今季、優勝チームに日本選手権の出場権が与えられるJABA大会が先日終了した東北大会までで10大会終了しましたが、静岡・京都・九州の出場3大会すべて制したHondaを筆頭に四国大会を制した日本通運、長野大会を制した鷺宮製作所、日立市長杯を制した東芝、ベーブルース杯を制したJR東日本と関東勢が7大会を制し元気なところを見せています。

特に東京はHonda、鷺宮、JRと3チームが優勝、準優勝もスポニチ、岡山の2大会でJR、静岡で東京ガスと5つの都市対抗出場枠は激しい争いとなりそうです。

また少し先の話になりますが、すでにHonda、日本通運、鷺宮、JR、東芝が日本選手権の出場権を確保しているのに加え、Hondaの3大会優勝で本来の関東の日本選手権出場枠「4」が2枠増で「6」となります。

まだ都市対抗野球とJABA北海道大会優勝での出場枠があるので、そこで出場枠を確保するチームがあるかもしれませんが現時点で日本選手権予選に回ることになりそうなチームは下記のチームになります。

 

①日立製作所②茨城日産③茨城トヨペット④JR水戸⑤エイジェック⑥SUBARU⑦テイ・エステック⑧オールフロンティア⑨SUNホールディングスEAST⑩東京ガス⑪NTT東日本⑫明治安田⑬セガサミー⑭JFE東日本⑮日本製鉄かずさマジック⑯JR千葉⑰ENEOS⑱三菱重工EAST⑲日産自動車⑳日本製鉄鹿島

 

昨年の日本選手権予選は22チームで4つの出場枠を争う形でしたが、今年は20チームで6つの出場枠を争う形に。JABA大会2大会で準優勝のENEOSなど強豪もいますが、昨年復活した日産や二大大会出場経験のないテイ・エステックやオールフロンティアにもチャンスが広がりそうです。都市対抗予選も含め、二大大会初出場や復活出場が出てくるか楽しみが増えそうです。

さて、そんなことを考えていたところに残念なニュースが飛び込んできました。

 

都市対抗14回出場でベスト4に3回進出、日本選手権でも2014年の準優勝の実績があるセガサミー野球部が今シーズンをもって活動停止、廃部となることが発表されました。昨年12月にパナソニックの休部が発表されてから企業チームが活動を停止することに驚きはなくなりましたが、「休部」ではなく「廃部」と明記されているのが寂しさを感じますね。

セガサミーには今年入社した選手もいますし、所属選手たちが来季以降も野球を継続できることを願いたいですが、まずは今年の都市対抗、日本選手権の出場権を取ってほしいですね。

近年二大大会から遠ざかっているセガサミーですが、都市対抗の東京の出場枠も今年から1枠増えていますし、先述の日本選手権の出場枠も増枠になっています。これをチャンスとして有終の美につなげてほしいです。

 

※セガサミーが廃部になったら八王子の専用球場どうなるんだろう?