今年も発売されました、社会人野球ファン必携の観戦のお供、「GRANDSLAM」の選手名鑑。当然のように今年も購入したのですが、野球場巡ラーの好奇心をくすぐる特集記事がありました。

カラー掲載されている注目チームのページの特集記事の一つとして「選手たちを育てるスイートホーム」と題して、練習拠点としているグラウンドや室内練習場などの施設が紹介されていたのです。

筆者自身もいろんな企業チームのグラウンドに「お邪魔」してきましたが、まだまだ訪問していない、してみたいグラウンドがありますねぇ。

近年JR東日本柏野球場NITTSU浦和ボールパークのようにフルカラーLEDのスコアボードを備えたり、社会人の二大大会の舞台である東京ドームや京セラドーム大阪を意識して、全面人工芝のフィールドにしたりなど各企業チームの設備も充実してきています。バックネット裏にスタンドも設置して公営球場とそん色ない設備になっているところも多いですね。

また、新興チームも宮城のマルハン北日本カンパニーは社業のパチンコ店の空き店舗を、茨城日産はグループ会社の部品倉庫を改装し室内練習場にしたり、社業が木材加工業の2024年創部の滋賀のムラチグループのグラウンドのブルペンの屋根や建設中の室内練習場には自社の木材が使用されているなどの情報は、新興チームの野球部に対する社業の特徴を生かしたバックアップが感じられますね。

一方で日産自動車のページでは復活時に公表されていた追浜工場内にグラウンドを整備する計画が追浜工場の2027年度末での生産停止決定に伴い、凍結されたという心配な記載もありました。

また、企業チームゆえに工場や事業所の敷地内にグラウンドが設けられていることも多く、コロナ禍以降やセキュリティの関係上仕方ない部分はあると思いますが、「見学不可」を掲げているグラウンドも多いですね。

広島在勤時に何度かお邪魔させてもらった、現在は三菱重工グループの再編で休部となった三菱重工広島グラウンドはまさに工場内の敷地にあったグラウンドでしたが、入口の守衛室で「野球部の試合を観たいのですが…」と申し出ると、入場申請書を記載の上入場させてもらえました。(記載内容:行先→野球グラウンド 目的→試合観戦のため)おおらかな時代だったのかもしれませんね。

「見学可」となっているグラウンドの中には日本生命や西濃運輸、日本製鉄瀬戸内の広畑球場、Hondaの鈴鹿や熊本のグラウンドなど未訪問のグラウンドもあり、行ってみたいなぁという衝動にかられますね。とても興味深い記事でした。

企業チームグラウンドの公営球場や大学のグラウンドとの違いとして面白く感じるのは、社業をイメージさせるものがあったりするところ。

先述のJR東日本柏野球場のフルカラーLEDスコアボードでの選手紹介の映像は今年は山手線のアニメーションが走り抜けた後に選手のプロフィールが表示されるNPB球団にそん色ないもの。

昨年までは新幹線はやぶさの映像だったと思うのですが、山手線ではグレードが落ちたのでは?と感じましたが、選手プロフィール画面はよく見ると山手線の駅名表示をモチーフにしたもの(山・区の表示が芸が細かい)。

また、選手を応援する幟が設置されていたり事業所敷地内にあるグラウンドなどでは仕事を終えた従業員の方が観戦されたりしているのもリアル「ルーズヴェルトゲーム」っぽくて独特な雰囲気を感じます。

今後も見学可能な企業チームグラウンドについてはルール・マナーをしっかり守ったうえでお邪魔させていただきたいですね。