2月28日に亜細亜大学野球場で行われた大学野球オープン戦、亜細亜大×白鷗大の観戦記です。

戦国東都といわれる東都大学リーグにおいて27回の優勝を誇る亜細亜大ですが近年は青学大の連覇を許す状況が続いています。今季こそストップ青学を果たせるでしょうか?

対するは混戦となった関甲新学生リーグとはいえ、5位に沈んだ白鷗大。今季から新潟勢2校が南東北大学野球連盟に移籍したことで一部8校となり、昨秋までの一部10校1試合総当たりから2戦先勝勝ち点式にリーグ運営が変わることがどのような影響を及ぼすか?いずれにせよ戦力を厚くしておきたいところです。

 

<スタメン>

【先攻:白鷗大】

①セカンド 増田

②レフト 吉澤

③サード 松浦

④DH 舘野

⑤ファースト 近江

⑥キャッチャー 米倉

⑦センター 金田

⑧ライト 宮島

⑨ショート 鈴木

先発ピッチャー 田澤

【後攻:亜細亜大】

①ショート 山里

②セカンド 伊藤

③DH 竹井

④サード 小池

⑤センター 逢澤

⑥ファースト 原田

⑦キャッチャー 明石

⑧レフト 近藤

⑨ライト 藤森

先発ピッチャー 黒木

<試合概況>

先に大きいチャンスを作ったのは白鷗大。

4回表3番松浦のヒット、牽制悪送球、四球で1死1・3塁のチャンスを作り、5番近江の打席でスクイズを試みますが亜細亜大バッテリーがこれを外し、3塁走者が憤死しチャンスを逸します。

すると5回裏亜細亜大は6番原田が振り抜いた打球がライトスタンドへ一直線の本塁打となり1点を先制します。

亜細亜は続く6回にも「らしい」攻撃を見せます。先頭の山里が内野安打で出塁、犠打と重盗で1死2・3塁とすると、4番小池がスクイズを決め追加点、さらに5番逢澤にも適時打が出てリードを3点に広げます。

守っては黒木、井上の継投で白鷗大打線を完封リレーし、3-0で亜細亜大が勝利しました。

<注目選手など雑感>

亜細亜大が3盗塁、5つの犠打を決める「らしい」攻撃で勝利しました。

亜細亜野球を体現するような存在なのが1番の4年生山里。

2安打2盗塁と打線を牽引。ショートの守備も安定しており、ドラゴンズ田中幹也、カープ矢野雅哉とNPBに進んだ先輩ショートの系譜を次ぐ存在になりそうです。主将としてもチームをまとめ、ストップ青学を狙ってほしいです。

小技だけでなく、長打力で期待できそうなのが本塁打を放った2年生の原田。

上背はないですがどっしりした体格でパンチ力は十分。打線のポイントゲッターとしてはまると得点力が増しそうです。

守備で存在感を示したのが途中出場のキャッチャー前嶋。

交代直後四球で走者を背負った場面で犠打を試みた白鷗大でしたが、捕手前に転がった打球を前嶋が落ち着いて処理し強肩発動。2-6-3の併殺でピンチを切り抜けました。東都では青学の渡部がドラフト候補とされていますが、この前嶋も守備では渡部に負けない実力を持っているのではないでしょうか?

投手陣では神村学園高時代に甲子園4強進出に貢献し注目された新3年生の黒木が5回無失点の好投。

齋藤、山城といったNPBに進んだ投手が主力だった昨年に比べると投手陣の経験者が減った状況ですが、先発左腕としてリーグ戦での活躍にも期待したいです。

敗れた白鷗大は打線が散発3安打に封じられてしまいましたが、関甲新リーグの強豪らしく亜細亜とほぼ互角に渡り合いました。

先発の田澤は走者を背負いながらも2つに併殺でピンチを切り抜けるなど6回3失点とQS達成で先発の役割を果たしました。

先発投手としてしっかりと試合を作れる投手ではないかと思います。

野手は新2年生が多くスタメンに並びましたが、これから経験を積んでいく段階かと思いますが3番の松浦などは体格にも恵まれ雰囲気を感じさせる選手でしたので、今後の成長が楽しみです。

 

 

白鷗大 000000000≒0

亜細亜大00001200X=3

(白)田澤、上阪ー米倉

(亜)黒木、井上-明石、前嶋

【勝利投手】黒木

【敗戦投手】田澤

【本塁打】

(亜)原田

【二塁打】

(白)近江、金田