和歌山県田辺市に2015年に開場した比較的新しい野球場です。

両翼100m、中堅122mの公認野球規則を満たした広さのフィールドに電光掲示のスコアボード、照明設備と設備は整っており自然に囲まれ開放感のあるロケーションとなっています。

フィールドは斜面を利用して作られた構造になっており、球場エントランスから入場すると掘り下げ式の構造になっています。

この球場エントランスも特徴的でガラス張りで内部が見渡せるデザイン、ぱっと見野球場の入り口には見えない感じです。このようなガラス張りのエントランスは広島の三次きんさいスタジアムに似ていますが、より内部を見渡しやすいものになっていますね。

観客席もバックネット裏には座布団型のセパレート席が備えられており、両翼ポール際のあたりまでベンチシートの座席が用意されており収容能力もなかなかのものです。

開場以来、関西独立リーグの和歌山ウェイヴスの主催試合が行われたり、室内練習場も隣接していることもあり社会人、大学野球部などのキャンプにも使用されています。また、女子野球の誘致にも力を入れているようで、今後ますます活躍の場が増えていきそうな野球場だと思います。

【所在地】和歌山県田辺市上の山1-23-1-2

【球場データ】両翼:100m 中堅:122m 内野:土 外野:人工芝 スコアボード:電光掲示板 照明:あり 収容人員:5000人

【アクセス】JR紀勢本線芳養駅から徒歩で約20分。紀勢自動車道紀伊田辺ICから車で約3分