梅の生産量日本一で、代表的な梅の品種である「南高梅」発祥の地でもある和歌山県日高郡みなべ町の野球場です。

この球場は太平洋を望む高台に作られたロケーションで外野の後方はオーシャンビュー。はめ込み式のスコアボードの向こうに海を見ることができます。

球場設備は両翼92m、中堅122mの広さのフィールドに照明設備はないものの、先述の手動はめ込みパネル式のスコアボードと一定水準の設備は整えられています。

スタンドへはライト後方の入り口から入っていくスタイルで、外野後方に海を臨むロケーションと合わせ高知の安芸市営球場に似ているなと感じました。斜面を利用したような観客席はベンチシートの座席が備えられています。

この球場に隣接する形でサブグラウンドと雨天練習場も備えられていて、アマチュア野球のキャンプなどにはもってこいの環境かもしれません。敷地内には地元リトルシニアチームの部室もあり、野球どころ和歌山の未来を担う選手たちが海を見ながら腕を磨いているかもしれませんね。

 

【所在地】和歌山県日高郡みなべ町山内117-1

【球場データ】両翼:92m 中堅:122m 内野:土 外野:天然芝 スコアボード:手動パネル式 照明:なし 収容人員:6000人

【アクセス】阪和自動車道みなべICから車で約10分。JR紀勢本線南部駅から車で約10分