宮城県の東松島市の鷹来の森運動公園内にある野球場です。2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた東松島市の高台の広大な敷地の中にあります。

球場設備自体は非常に簡素なもので、土盛りの外観でフィールドは全面土ではありますが、センター123m、両翼99mと広さは十分にあります。

球場内で存在感を示しているのが、バックスクリーンに記された「UNDER ARMOUR」の大きなロゴ。

球場の整備に当たり、UNDER ARMOUR社からの寄付でバックスクリーンと黒板式のスコアボード・カウント板の寄付があったようで、UNDER ARMOURの創業者であるケビン・プランク氏の名前が寄贈者として記されています。

平成24年の寄贈ですから東日本大震災直後になりますね。

観客席は1・3塁側の内野部分にベンチシートの座席が設けられています。

簡易的な野球場のため、大きな大会や有料試合には向かないと思いますが、硬式球の使用も可能でフィールドも広いので高校野球の練習試合や少年硬式野球の試合などにはもってこいの球場ではないかと思います。

 

【所在地】宮城県東松島市大塩山崎5-1

【球場データ】両翼:99m 中堅:123m 内外野:全面土 スコアボード:黒板式 照明:なし 収容人員:500人ほど

【アクセス】三陸自動車道矢本ICから1.4キロ