現在、社会人野球界は7月の都市対抗本大会出場を目指し、各地で2次予選が真っただ中ですが、びっくりするようなニュースが飛び込んできました。

 

和光市、狭山市、そして昨年から寄居町・小川町と埼玉県内での拠点の移転はあったものの、埼玉、南関東の雄として活躍してきたHonda野球部が来年2024年から東京都連盟に所属することになり、来年の都市対抗予選は東京都から出場するというニュースです。

現在、第1代表明治安田生命、第2代表JR東日本の本大会出場が決まり、残り2枠をNTT、東京ガス、セガサミーで争っている東京地区。そこにHondaが加わることでさらなる激戦区化が進むことになりそうですね。ましてや出場枠は現時点で東京4枠、南関東3枠は今年と同様とのことですので鷺宮製作所や新鋭、JPアセット証券を加えた来年の予選は今から楽しみです。

一方でHondaが抜ける南関東地区はテイ・エステックなどの新興勢力にも大きなチャンスが訪れる可能性が高くなりますね。

 

さて、「東京」「北関東」「南関東」「西関東」の4地区に分けられている都市対抗野球の関東地区の割り振りですが、Hondaの東京参戦というパワーバランスを変える動きがあったことを受けて、以前もこのブログで私見を述べましたが、東海や近畿のように一本化することを検討することも考えてもいいのではないでしょうか?

 

 

今回の予選でも北関東予選で茨城トヨペットがSUBARUに競り勝つなど新興チームもどんどん力をつけてきています。4地区をシャッフルすることでより魅力的で激しい予選が見られるのではないかと思います。

まずは気が早いですが来年の激しい東京予選を楽しみに待ちたいですね。