鹿児島県の中央部、姶良市の総合運動公園内にある野球場です。旧姶良町時代の1995年に着工し、1998年に開場した野球場です。

球場設備は両翼95m、中堅120mの広さのフィールドに照明設備はないものの電光掲示式のスコアボードを備えています。

ファウルグラウンドも大きくとられ、ライト後方にブルペン、三塁側スタンドに隣接する形で室内練習場が整備されており、キャンプ地としての誘致を目指して建設されたことがうかがえます。観客席も屋根付きのスタンドが整備されていて収容能力もなかなかのものです。

球場内の塗装がグリーンに統一されているのと、外野後方に植えられたパームツリーが南国感を漂わせていて印象的です。

建設のコンセプト通り、韓国プロ野球チームやアマチュア野球チームの春季キャンプ地として使用されており、またホークスやメジャーリーグで活躍した川﨑宗則選手が同市出身ということもあり、キャンプ前に自主トレや野球教室を行っています。

また2023年からは当地でキャンプを行っている亜細亜大学が中心となって開催された「薩摩おいどんカップ」の会場にもなっており全国から集結した強豪チームの試合が行われています。

 

【所在地】鹿児島県姶良市平松2392(姶良市総合運動公園内 

【球場データ】両翼:95m 中堅:120m 内野:土 外野:天然芝 スコアボード:電光掲示板 照明:なし 収容人員:4,250人

【アクセス】九州自動車道・姶良ICより車で約5分。JR日豊本線姶良駅から徒歩約45分。