福島県浜通り北部の相馬市の野球場です。

名前から推察されるように「相馬中村城」の城跡に作られた野球場で、スタンドのすぐ後ろはお濠になっています。

スタンド自体も城跡の斜面を利用したような形状で掘り下げ式のグラウンドになっています。スタンドの広さも城跡につながる一塁側を中心に広くとられています。

ただ、自立式のバックネットは視認性が悪くオープンな構造に加え、フィールド自体も城跡内の敷地に作った影響か左翼85m、中堅105m、右翼78mという日本では珍しい左右非対称のもので大きな大会等の開催には不向きな印象を受けます。

スコアボード、照明設備はあるものの簡易的なもので外野フェンスも金網状のものなのになっています。

城跡にあるというロケーションからしても歴史を感じさせる野球場でした。

 

【所在地】福島県相馬市中村字北町96-1

【球場データ】左翼:85m 中堅:105m 右翼:78m 内外野:全面土 スコアボード:手動パネル式 照明:あり  収容人員:約2,000人

【アクセス】JR常磐線相馬駅から徒歩15分