新潟県長岡市に2005年に吸収合併された旧刈羽郡小国町エリアにある運動公園内の野球場です。余談ですが「笑点」で故林家こん平師匠がしばしばネタにしていたふるさと「チャーザー村」はこの小国町エリアに1957年まで存在した「千谷沢村」のことになります。

球場設備は両翼92m、中堅120mの広さに内野が土、外野が天然芝のフィールドとスコアボードは黒板式ながら照明設備を有しており、設備的にはそこそこのものが整えられています。

一方で観客設備は脆弱で土盛りの外観に加え、オール芝生席となっており、その芝生席も草が荒々しく生え放題という状況で、有観客開催には明らかに向いていない印象です。

一方でファウルグラウンドは広くとられており、気候的にも夏合宿などにはうってつけの球場ではないかと思います。

この球場の最大のネックは交通アクセスの悪さ。旧小国町エリアには鉄道路線がなく、車でのアクセスのみとなります。大きな大会等での出番は少ないですが、以前は関甲新学生野球連盟二部の公式戦に使用されていた記憶があります。

 

【所在地】新潟県長岡市小国町新町646-1

【球場データ】両翼:92m 中堅:120m 内野:土 外野:天然芝 スコアボード:黒板式 照明:あり 収容人員:約500人

【アクセス】関越自動車道小千谷ICから車で15分