本日の西東京大会決勝戦をもって、夏の全国高校野球選手権に出場する49代表が出そろいました。今年は「春夏通じて初出場」という学校がない(夏初出場は4校)一方で、10年以上のブランクのある復活出場校が48年ぶりの広島・盈進高や37年ぶりの國學院栃木高など10校あるなど例年と異なる顔ぶれになった印象があります。

 

さて、当ブログでは過去に2017年2018年2019年と3回、報知高校野球とベースボールマガジン社の2誌を購入し、決定した49代表が展望ページの何番目に名前が挙がっていたかを検証してきましたが今年、3年ぶりに検証をしてみようと思います。(2020年はご存じの通りコロナ禍で大会中止。2021年は報知高校野球がイケメン兄さんを表紙に起用し続けていたため購入せず)

 

※【報】は報知高校野球、【B】はBBM社の紹介順
 
【北海道・東北】

北北海道:旭川大高   (3年ぶり10回目)【B】2 【報】8

南北海道:札幌大谷高  (初出場)【B】7 【報】9
青森  :八戸学院光星高(3年ぶり11回目)【B】2 【報】2
岩手  :一関学院高 (12年ぶり7回目) 【B】13【報】3
秋田  :能代松陽高 (11年ぶり4回目) 【B】3 【報】3
山形  :鶴岡東高(3年ぶり7回目) 【B】5 【報】4
宮城  :仙台育英高(3年ぶり29回目) 【B】1 【報】1
福島  :聖光学院高(3年ぶり17回目)【B】1 【報】1
 
北海道東北エリアは岩手・一関学院を報知が3番手に挙げていた一方でBBMは13番手と大きく外していました。南北海道の札幌大谷は両誌とも穴馬程度の予想になっていました。
 
【関東】
茨城  :明秀日立高(初出場)【B】1【報】1
栃木  :國學院栃木高(37年ぶり2回目)【B】7【報】3
群馬  :樹徳高(30年ぶり3回目)【B】10【報】15
埼玉  :聖望学園高(13年ぶり4回目)【B】6【報】5
千葉  :市立船橋高(15年ぶり6回目)【B】2【報】3
東東京 :二松学舎大付高(2年連続5回目)【B】1【報】5
西東京 :日大三高(4年ぶり18回目)【B】3【報】4
神奈川 :横浜高(2年連続20回目)【B】4【報】3
山梨  :山梨学院(3年連続10回目)【B】1【報】1
 
久々の出場校が目立つ関東では30年ぶりの群馬樹徳は両誌とも10番手以降の予想。明暗が分かれたのは東東京で春夏連続出場の二松学舎をBBMは1番手予想にした一方で、報知は5番手予想と差がつきました。
 
【東海・北信越】
静岡  :日大三島高(33年ぶり2回目)【B】2【報】1
愛知  :愛工大名電高(2年連続14回目)【B】2【報】3
岐阜  :県岐阜商高(2年連続30回目)【B】4【報】5
三重  :三重高(2年連続14回目)【B】5【報】5
新潟  :日本文理高(3大会連続12回目)【B】1【報】1
長野  :佐久長聖高(4年ぶり9回目)【B】14【報】10
富山  :高岡商(5大会連続22回目)【B】1【報】1
石川  :星稜高(3年ぶり21回目)【B】2【報】1
福井  :敦賀気比高(4大会連続11回目)【B】2【報】3
 
連続出場、春夏連続出場、伝統校が目立つこの地区は手堅い予想が多い中、ノーシードのから甲子園を掴んだ佐久長聖は両誌とも10番手以降の予想で、伝統校の底力が予想では難しいことを表していると思います。
 
【近畿】
滋賀  :近江高(4大会連続16回目)【B】1【報】1
京都  :京都国際高(2年連続2回目)【B】1【報】1
大阪  :大阪桐蔭高(2年連続12回目)【B】1【報】1
兵庫  :社高(初出場)【B】2【報】4
奈良  :天理高(5年ぶり29回目)【B】1【報】1
和歌山 :智弁和歌山高(5大会連続26回目)【B】1【報】1
 
選抜王者大阪桐蔭、センバツ準優勝の近江、昨夏4強の京都国際、昨夏の覇者智弁和歌山など予想1番手から外すことは暴挙に近いと思われるド本命がきっちりと出場を決めたなか、夏初出場の公立校兵庫社は小波乱の感じか?しかし社を2番手に押していたBBM社はお見事でした。
 
【中国】
岡山  :創志学園高(4年ぶり3回目)【B】1【報】2
広島  :盈進高(48年ぶり3回目)【B】8【報】7
鳥取  :鳥取商高(11年ぶり3回目)【B】3【報】3
島根  :浜田高(18年ぶり12回目)【B】10【報】11
山口  :下関国際高(4年ぶり3回目)【B】1【報】1
 
48年ぶりの広島盈進、18年ぶりの島根浜田は予想的にも難しかったのか「その他大勢」の扱いでした。その他は似通った予想でしたね。
 
【四国】
香川  :高松商高(3大会連続22回目)【B】2【報】2
徳島  :鳴門高(3年ぶり14回目)【B】1【報】1
愛媛  :帝京第五高(初出場)【B】11【報】7
高知  :明徳義塾高(3大会連続22回目)【B】2【報】1
 
割と本命が順当に勝ち上がった印象ですが、高知はBBMがセンバツ出場の高知を1番手に推しており、明徳は2番手予想。この辺りの予想は難しいところですね。
 
【九州】
福岡  :九州国際大付高(6年ぶり8回目)【B】1【報】1
佐賀  :有田工高(9年ぶり2回目)【B】3【報】2
長崎  :海星高(3年ぶり19回目)【B】2【報】1
熊本  :九州学院高(7年ぶり9回目)【B】2【報】3
大分  :明豊高(2年連続8回目)【B】1【報】2
宮崎  :富島高(3年ぶり32回目)【B】4【報】3
鹿児島 :鹿児島実高(4年ぶり20回目)【B】5【報】2
沖縄  :興南高(4年ぶり13回目)【B】3【報】1
 
九州は割と手堅い予想でした。ノーシードから初戦に神村学園を破って勢いに乗った鹿児島実を報知が2番手に推していたのは見事です。
 
1番手予想的中は報知が19代表、BBMは17代表。勝敗をつけると15勝15敗19引き分けとさすが専門誌と言いたくなる予想結果でした。
来年もこの検証やってみるとエリアごとの得手不得手が見えてきたりして…。
49代表校には甲子園での熱戦に期待をしたいと思います。