4月17日に明治神宮球場で行われた東京六大学野球連盟春季リーグ戦、東京大×明治大の観戦記です。

先週開幕した東京六大学野球連盟春季リーグ戦、昨年秋終了時点で56連敗中の東大ですが、早稲田との開幕戦では敗れたものの0-6から追い上げ1点差まで詰め寄り、翌日の2回戦は1-1で引き分けと善戦し、連敗脱出の可能性が出てきたか?対戦相手の明治はこの試合が開幕戦、1週先に開幕したアドバンテージを活かして連敗を止めることができるでしょうか?

 

<スタメン>

【先攻:明治大】

①ライト 陶山

②ショート 村松

③センター 丸山

④レフト 上田

⑤キャッチャー 植田

⑥ファースト 篠原

⑦サード 山田(陸)

⑧セカンド 小泉

⑨ピッチャー 竹田(写真下)

【後攻:東京大】

①ライト 阿久津

②ショート 中井

③サード 大音

④ファースト 井上(慶)

⑤セカンド 水越

⑥センター 宮﨑

⑦レフト 安田

⑧キャッチャー 松岡(泰)

⑨ピッチャー 井澤(写真下)

東大の1番阿久津は昨夏にアメフト部から転部してきた3年生、どんなプレーを見せるか?先発ピッチャーは明治がエースナンバー11を引き継いだ4年生右腕竹田、対する東大もエース格の井澤です。

 

<試合概況>

2回表明治打線が東大先発井澤に襲い掛かります。4番上田が初球を叩き左中間の二塁打で出塁すると、5番植田も初球を叩きサード強襲ヒット、そして6番篠原も初球を叩きバックスクリーンに飛び込む3ラン本塁打となり、明治が3球で3点を奪います。

明治は3回にも2番村松の適時三塁打でリードを広げます。

5回表明治は東大2番手大久保から、6番篠原がこの試合2本目となる2ラン本塁打をレフトスタンドに叩き込み、試合を決定づけます。

攻撃の手を緩めない明治は先発全員の17安打で最終的に11点を奪い、守っては竹田→宮内→西城の継投で東大打線を4安打に封じ完封、明治が大勝で1ポイントを獲得しました。

 

<注目選手など雑感>

明治打線が爆発し、東大を圧倒しました。

殊勲のヒーローは2本塁打5打点の4年生篠原。

もともとは捕手ですが、長打力を活かすためのファーストでの起用の期待に応え、2本塁打という最高の結果を残しました。3年生までは出番が少なかった選手ですが、最終学年で大きく花開きそうですね。

4番に座った2年生の上田も2本の二塁打をマーク。緩いボールにもうまく対応しヒットにするなど対応力のある打撃を見せました。まだまだ伸びしろがありそうで、楽しみなスラッガーです。

投げてはエース番号11を継承した竹田が7回被安打2無失点の好投を見せました。

2017年センバツ準優勝に貢献した右腕がドラ1で指名された先輩の森下、入江に続くことができるか、今季の活躍に注目ですね。

敗れた東大は投手陣が試合を作れず完敗となりました。

そんな中で気を吐いたのは3安打をマークした5番の4年生水越。基本に忠実なセンターから逆方向へのバッティングは攻撃のキーマンとして活躍が期待できそうです。

また、昨年の正捕手で主将の大音をサードにコンバートしてディフェンス面を期待され、起用された3年生捕手の松岡(泰)は3つの盗塁を阻止し、投手陣を盛り立てました。

課題はバッティングとリード面になりそう。試合概況に記した先制を許した2回の3者連続初球痛打は、初球の入り方の工夫が必要な印象を受けました。

アメフト部から転部の阿久津はノーヒットに終わりましたが、しっかりコンタクトはできており経験を積めば面白い存在になりそうです。

この試合は大敗となりましたが、早稲田を苦しめたように決して他校とのレベル差が絶望的に広がっているわけではないと思うので、今期中に何とか連敗をストップさせてほしいなと思います。

 

明治大031020401=11

東京大000000000=0

(明)竹田、宮内、西城-植田

(東)井澤、大久保、鈴木、奥野-松岡(泰)

【勝利投手】竹田

【敗戦投手】井澤

【本塁打】(明)篠原×2

【三塁打】(明)村松

【二塁打】(明)上田×2、陶山、小泉、西川