10月18日に都営駒沢球場で行われた秋季東京都高等学校野球大会1回戦、堀越高×帝京高の観戦記です。

旧チームでは秋の都大会準優勝、夏の東東京代替大会では優勝と名門復活の兆しを見せている帝京高。新チームの実力はいかに?

対するは春夏合計10回の甲子園出場経験のある堀越高。最後に甲子園に出場したのは1997年夏と甲子園からはご無沙汰になっています。古豪復活の兆しはあるでしょうか?

 

<スタメン>

【先攻:堀越高】

①ライト    市川

②センター  清水(颯)

③ファースト 黒井

④レフト    田倉

⑤キャッチャー 五十嵐

⑥ショート    古舘

⑦サード     山口

⑧セカンド    田苗

⑨ピッチャー   谷井(写真下)

【後攻:帝京高】

①センター    尾瀬

②ライト      杉本

③ショート     武藤

④レフト      渡邊

⑤サード      髙橋

⑥ファースト    森山

⑦キャッチャー  本村

⑧セカンド     大塚

⑨ピッチャー    植草(写真下)

 

<試合概況>

先手を取ったのは帝京。3回裏1死後、1番尾瀬がレフトオーバーの二塁打で出塁すると、続く2番杉本がライト線に適時二塁打を放ち、1点を先制します。

続く4回には7番本村がレフトへのソロ本塁打を放ち、リードを広げます。

リードを奪われた堀越は6回表に反撃。4番田倉がレフトへ豪快なソロ本塁打を叩き込み、1点差に詰め寄ります。

しかしその裏帝京は、内野安打と2つの四死球で満塁のチャンスをつかむと、9番の植草が自らを助けるレフト線への適時二塁打を放ち、堀越を突き放します。

堀越は8回表、この回からマウンドに上がった帝京2番手安川を攻め、4番田倉の適時打で1点を返しますが反撃もここまで。

9回はファーストからマウンドに戻った植草が三者凡退に抑え、帝京が逃げ切りました。

 

<注目選手など雑感>

帝京が効果的に長打を放ち、名門対決を制しました。

先発の植草は188センチの長身から投げ下ろす角度のあるボールと、フォークボールが効果的で合計8イニングで8つの三振を奪う好投。打っても試合を決定づける2点適時打を放ち投打に活躍しました。

球速は130キロ前後でしたが、大きな体を持て余しているような印象もありまだまだ伸びしろがありそうです。

その植草をリードした1年生キャッチャーの本村は本塁打を放ち、こちらも勝利に貢献。途中死球を受け臨時代走を送られ心配されましたが、最後まで投手陣をよくリード、司令塔の役割を果たしました。

この日の帝京打線はクリーンアップが3人で1安打と不発で下が中軸に当たりが戻れば、新チームでも上位進出が狙えるのではないでしょうか?次戦は都立の強豪小山台との対戦になりますので試金石になりそうです。

堀越は敗れはしましたが、古豪復活の兆しは感じられました。

4番の田倉は172センチ・102キロという体型でまさに「堀越のおかわり君」。

パンチ力のある打撃は古豪の4番にふさわしいもので、活躍したら人気者になりそうですね。

完投した谷井はサイドハンド気味から投げ込むフォームで力投。

制球力がつけば体格にも恵まれているのでこの投手も伸びしろがありそうです。田倉と投打の柱として夏には久しぶりの甲子園出場を目指してほしいですね。

 

堀越高000001010=2

帝京高00110200X=4

(堀)●谷井-五十嵐

(帝)○植草、安川、植草-本村

【本塁打】(堀)田倉

      (帝)本村

【二塁打】(堀)田倉

      (帝)尾瀬、杉本、植草