11月17日に明治神宮球場で行われた明治神宮野球大会、城西国際大×広島経済大の観戦記です。
秋の広島六大学野球リーグを制し、中四国三連盟代表決定戦を勝ち抜き24年ぶりに明治神宮大会に出場してきた広島経済大。8月まで広島に在住していた筆者にとっては広島六大学野球リーグで何度も観戦したチームを神宮で観るのはなかなか感慨深いですね。
対するは千葉県大学リーグを春秋連覇、春の大学野球野球選手権でも8強に進出した城西国際大。関東5連盟代表決定戦でも他連盟の強豪を打ち破り、見事に第一代表で明治神宮大会に駒を進めてきました。春に続いて全国大会での勝利をつかめるでしょうか?
<スタメン>
⑨ショート 吉田
広島経済大は春に観戦した試合からメンバーが若干入れ替わっており、4年生は5番の森脇のみ。先発ピッチャーは1年生左腕の加納を神宮の初戦に抜擢してきました。
対する城西国際大は春の大学野球選手権で観戦して以来の観戦となります。
<試合概況>
試合が動いたのは2回裏。城西国際は四球とピッチャー中島のヒットでチャンスを作ると、9番吉田、2番山田の適時打などで3点を奪い、広島経済先発の加納をKOします。
その後も城西国際は4回に4番の1年生浪川の適時打、6回にも浪川の犠飛で着実にリードを広げていきます。
城西国際先発中島の前に走者を出しながらもあと一本が出ず無得点が続いた広島経済大はようやく8回表に2本のヒットでチャンスを作ると代打亀岡の2点適時二塁打が出て追い上げを図ります。
広島経済大は9回にも城西国際守備陣の乱れにつけ込み1点を返しますが反撃もここまで。城西国際大が序盤のリードを守りきり逃げ切りました。
<注目選手など雑感>
城西国際大が大学選手権8強の実力を発揮し、4強進出を決めました。
立役者となったのは3年生エース右腕の中島。
7安打5四球を与え、182球を投じるなど決して本調子ではなかった印象ですが、粘り強い投球を見せ見事な完投勝利を収めました。大会後には大学日本代表候補合宿に追加招集され、最終学年の来年に飛躍が期待できそうです。
野手では4年生の切り込み隊長・岸添が3安打とチャンスメイク。
小柄な外野手ですがバットコントロールは巧みで卒業後の進路が気になります。社会人野球での活躍に期待したいですね。
城西国際では1年生の4番浪川も2安打2打点と結果を残しました。
下級生に今季の春秋連覇に貢献した経験者が多く残るので、来季も国際武道や中央学院など強豪ひしめく千葉大学リーグですが、この城西国際が中心とした優勝争いになりそうですね。近年国際武道や中央学院が大学選手権で準優勝するなど活躍が目立つ千葉大学野球リーグですが、春8強、秋4強の経験をステップに城西国際が一気に全国の頂点に立つかもしれませんね。
敗れた広島経済大は序盤から走者を出しながらあと一本が出なかったのが響き、終盤の追い上げも及びませんでした。
しかし2安打を放った3番の3年生吉嵜など巧打者が多く、代打で適時打を放った2年生亀岡らが中軸に定着できれば来季も活躍が期待できそうです。
広島経済大000000021=3
城西国際大03010100X=5
(広)●加納、梅原、馬倉、松本-宮脇
(城)○中島-梅田
【二塁打】(広)亀岡














