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6月13日に明治神宮球場で行われた全日本大学野球選手権大会準々決勝、大阪商業大×東海大の観戦記です。
関西六大学野球連盟代表の大阪商業大。今年のGWに試合を観戦したチームですが1回戦日本文理大戦を右腕大西の好投で2-1,2回戦九産大戦を左腕橋本の好投で2-1とドラフト候補に挙がる4年生二枚看板の力投で8強に勝ち進んできました。
対する首都大学野球連盟代表の東海大も1回戦立命大を4-3、2回戦宮崎産経大を2-1とこちらも接戦をものにしての8強進出となりました。
接戦をものにしてきたチーム同士の対戦だけに1点を争う試合展開になりそうです。

<スタメン>
【先攻:大阪商業大】
①ファースト 戸田
②ショート  工
③サード   湯口
④センター  小野寺
⑤DH    中林
⑥セカンド  川中
⑦レフト   笹治
⑧ライト   植田
⑨キャッチャー岡澤
先発ピッチャー大西(写真下)
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【後攻:東海大】
①ファースト 千野
②サード   串畑
③ショート  杉崎
④キャッチャー海野
⑤ライト   藤井
⑥セカンド  植村
⑦DH    門馬
⑧センター  宮地
⑨レフト   高田
先発ピッチャー原田(写真下)
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東海大のスタメンのうち東海大相模出身が3人、広陵出身が3人を占めており甲子園経験者も多いメンバーで千野、杉崎は2015年夏の全国制覇のメンバーです。
先発ピッチャーは大商大が大西、東海大が原田と4年生のドラフト候補右腕同士のマッチアップとなりました。

<試合概況>
先手を取ったのは大商大。3回表1番戸田、2番工の連打でチャンスを作ると、2死2・3塁の場面で代打起用された町田の打球が東海大ショート杉崎のエラーを誘い、1点を先制します。
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大商大は5回にも2本のヒットと死球で1死満塁のチャンスを作ると、東海大ベンチがたまらずリリーフに3年生右腕の山﨑を投入します。
しかし登板直後の山﨑に対し、大商大は7番笹治の犠飛と9番岡澤の押し出し死球で2点を奪いリードを3点に広げます。
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リードを3点に広げられた東海大はその裏に反撃。4回まで2安打に抑えられていた大商大先発大西に対し、2本のヒットと死球で1死満塁とすると9番高田が高いバウンドでサードの頭を超える適時二塁打で二者を迎え入れ1点差に迫ります。
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これで試合の流れが東海大に傾いたか、続く6回裏先頭の杉崎がバックスクリーンに叩き込むソロ本塁打を放ち、同点に追いつきます。
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さらに2本のヒットで2死1・3塁のチャンスを作ると、8番宮地がライトへの適時二塁打を放ち東海大が逆転に成功します。
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このリードを5回途中からリリーフの山﨑、9回にリリーフに立った小郷の両3年生右腕が守りきり、東海大が3試合連続の1点差ゲームをものにし、4強進出を決めました。
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<注目選手など雑感>
東海大が150キロ近い直球を武器とする強力投手陣のリレーで接戦をものにしました。
勝利投手となった2番手の山﨑は細身ですがしなりのある投球フォームから力強いボールを投げ込み、リリーフ直後には先発原田が残した走者を生還させてしまいましたが5回以降はほぼ完ぺきな投球で4イニングで8つの三振を奪う好投を見せました。
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最後試合を締めくくった小郷もMAX151キロの直球とフォークで2者連続三振を奪いポテンシャルの高さを示しました。
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先発の原田と合わせて17個の三振を奪い、強力投手陣の実力を証明してくれました。
この投手陣を好リードしたのはプロ注目捕手の海野。
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その強肩は全国に知れ渡っているゆえ、大商大も盗塁を仕掛けてきませんでしたが、3人の好投手の持ち味を引き出すリードは実戦的な捕手として評価を高めそうです。
打者では追撃の2点適時打を放った9番の2年生高田が1年春からレギュラーを務める実力を如何なく発揮しました。
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また同点本塁打の杉崎は先述の通り2015年夏の全国制覇メンバーの実力を示しました。
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3試合1点差をものにしてこのまま決勝までs寿住むかと思われた東海大でしたが、準決勝ではミスが出て敗退。秋に再び神宮に戻ってくることを期待したいですね。
敗れた大商大は序盤のリードを守りきれませんでした。東海大投手陣に17個の三振を喫し、6回以降得点を奪えなかったのが響きました。
先発の大西は中盤捕まり逆転を許しましたが、4回までの投球はドラフト候補にふさわしい内容でしたし、2番手の橋本は2回1/3をノーヒット無失点の好投。
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筆者も観戦した試合も含めリーグ戦では満足いく結果は出せなかったようですが、全国の舞台で好投したことで左腕ということもあり秋の結果次第でドラフトでの指名もあると思います。大西ともどもラストシーズンでの活躍に期待したいですね。

大商大001020000=3
東海大00002200X=4
(大)●大西、橋本―岡澤
(東)原田、○山﨑、小郷ー海野
【本塁打】(東)杉崎
【二塁打】(大)笹治、植田
     (東)千野、高田、宮地

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