
本日第90回都市対抗野球大会の組み合わせ抽選会が行われました。今年も懲りずに(?)当ブログ恒例の大会展望をしてみようと思います。
(1)JABA日本選手権対象大会の結果
3月から各地で開催されてきた優勝チームに日本選手権への出場権が与えられる「日本選手権対象大会」で上位進出ができれば全国レベルでも好成績を残せるのではという根拠になります。予選リーグを各々3試合戦い上位4チームが決勝トーナメントに進む形式になっており、今年の各大会の4強進出チームは下記の通り。(★は今大会出場せず)
東京 【優勝】日本新薬【準優勝】東芝【ベスト4】★SUBARU、三菱日立パワーシステムズ
静岡 【優勝】王子【準優勝】鷺宮製作所【ベスト4】日本通運、JR東日本
四国 【優勝】東芝【準優勝】Honda鈴鹿【ベスト4】★日本製鉄かずさマジック、明治安田生命
日立 【優勝】鷺宮製作所【準優勝】★三菱重工名古屋【ベスト4】JR東日本東北、JFE東日本
岡山 【優勝】JFE西日本【準優勝】シティライト岡山【ベスト4】JR東日本、Honda
長野 【優勝】トヨタ自動車【準優勝】NTT東日本【ベスト4】日本通運、三菱日立パワーシステムズ
京都 【優勝】日本生命【準優勝】NTT西日本【ベスト4】東芝、NTT東日本
ベ杯 【優勝】日本通運【準優勝】ヤマハ【ベスト4】★西濃運輸、★三菱重工名古屋
九州 【優勝】★西部ガス【準優勝】三菱日立パワーシステムズ【ベスト4】日本生命、★東海理化
東北 【優勝】日本製鉄鹿島【準優勝】★日本製紙石巻【ベスト4】JFE東日本、★JX-ENEOS
JABA日本選手権対象大会優勝チームでは九州大会の王者西部ガスが予選敗退した以外は順当に本大会へ進出。3大会で4強入りしている東芝、日本通運、三菱日立パワーシステムズの実績が際立っていますね。
(2)実績をポイント化したランキング
まずはポイントの考え方から。
春からの日本選手権対象大会の実績、予選の実績、出場チーム同士の直接対決の結果を次の要領でポイント化しています。
(A)日本選手権対象大会
優勝 70P 準優勝 30P ベスト4 15P 予選リーグ1勝 10P
(B)予選実績
第1代表 40P 第2代表 20P 第3代表 10P
(C)直接対決結果
日本選手権対象大会の試合を対象に直接対決での勝ちチームに10P、負けチームには-5P
では出場36チームのランキングです。
順位 チーム名 合計(日本選手権対象大会・予選・直接対決)
1位 東芝 265(205・20・40)
2位 日本通運 250(190・10・50)
3位 鷺宮製作所 235(170・40・25)
4位 三菱日立パワーシステムズ 220(150・40・30)
5位 日本生命 185(155・0・30)
5位 JFE西日本 185(110・40・35)
7位 日本新薬 175(130・0・45)
7位 JFE東日本 175(110・40・25)
9位 NTT東日本 165(115・20・30)
10位 日本製鉄鹿島 160(110・40・10)
11位 王子 155(130・0・25)
12位 トヨタ自動車 140(110・0・30)
13位 JR東日本 135(110・10・15)
14位 NTT西日本 130(80・10・40)
15位 ヤマハ 120(70・40・10)
16位 Honda鈴鹿 100(80・10・10)
17位 JR東日本東北 95(55・40・0)
18位 シティライト岡山 85(60・20・5)
19位 日立製作所 80(60・20・0)
20位 宮崎梅田学園 75(40・10・25)
20位 Honda 75(55・20・0)
22位 Honda熊本 70(30・40・0)
23位 JR九州 65(40・20・5)
24位 三菱重工神戸・高砂 60(20・40・0)
24位 きらやか銀行 60(40・20・0)
24位 パナソニック 60(40・0・20)
27位 三菱自動車岡崎 55(50・0・5)
27位 日本製鉄室蘭シャークス 55(10・40・5)
29位 明治安田生命 50(45・5・0)
30位 大阪ガス 40(30・0・10)
31位 東邦ガス 35(30・20・-15)
31位 日本製鉄広畑 35(20・20・-5)
33位 JR四国 20(0・40・-20)
34位 信越硬式野球クラブ 15(0・40・-25)
34位 七十七銀行 15(10・10・-5)
36位 JR東海 -15(10・0・-25)
3)補強選手
予選敗退したチームから各チーム最大3人まで獲得できる補強選手も本選を占ううえで欠かせないものです。
まず注目すべきは近畿。今年は大阪ガスが前年優勝で予選免除に加え、記念大会の増枠で6チームが代表権を得ることでいわゆる強豪企業チームがすべて出場をしたことで昨年日本生命が予選敗退したことで補強選手を大量供出し、近畿勢同士の決勝戦を演出したことと大きく異なります。結果として第3代表のNTT西日本、第4代表日本新薬、第5代表日本生命は補強選手を取らずに臨みます。選手層の厚いチームではありますがこれがどう出るか?
補強選手の供出人数が多いチームは
日本製紙石巻…8人
東京ガス…7人
西濃運輸…7人
SUBARU…6人
三菱重工名古屋…6人
日本製鉄かずさマジック…6人
JX-ENEOS…5人
となっています。
【展望・予想】
さて、これらのデータを踏まえ展望と予想です。4ブロックに分けて述べていきます。
Aブロック
連覇を狙う大阪ガスですが初戦は南関東第1代表のJFE東日本が相手と難敵。補強選手取れない前年王者が初戦で強敵に敗れることは近年も珍しくないだけにこの試合の勝敗がこのブロックを占うことになるか?
JFE以外にも日本製鉄鹿島、Honda熊本と第1代表が入り、予選ではもたついたものの実力派の王子、パナソニックも上位を狙います。
Bブロック
このブロックには東芝、鷺宮、JFE西日本、JR東日本東北、信越クラブと第1代表5チームが揃い、予選でもたついた実力派日通にHonda鈴鹿と実力派も。一番の激戦区か?
Cブロック
このブロックも第1代表が4チーム(室蘭、JR四国、ヤマハ、三菱神戸)。他にもJR東日本、日立製作所、NTT西日本、JR九州と名門が揃い実力伯仲か?
Dブロック
トヨタ×三菱日立パワーシステムズは1回戦屈指の好カード。この試合の勝者が上位に進みそう。今大会初出場の宮崎梅田学園とシティライト岡山が初戦で激突。お互い初めての東京ドームで自分たちの野球ができるかが勝敗のカギを握りそうですね。
さぁ、いよいよ筆者の予想です。
8強は
JFE東日本×王子
JFE西日本×日本通運
JR東日本×三菱重工神戸高砂
NTT東日本×三菱日立パワーシステムズ
4強は
JFE東日本×JFE西日本
JR東日本×三菱日立パワーシステムズ
決勝は
JFE西日本×三菱日立パワーシステムズの対決でJFE西日本が昨年秋の日本選手権準優勝の悔しさを晴らし優勝と予想します。
初戦、2回戦と強豪同士の対戦が予想され早い段階での潰しあいも予想されるので正直予想はしづらい組み合わせになりましたね。2年連続の優勝チーム的中、初の連単もしくは連複的中なるでしょうか?自信は全くありません!でもベスト8予想は半分は当てたいなぁ~。
都市対抗野球は企業や地元の特色を取り入れた応援合戦も見ものの一つ。90回の記念大会、盛り上がる試合展開に期待したいですね。

