![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/68/72/j/o0800053314485366964.jpg?caw=800)
4月8日に津田恒実メモリアルスタジアムで行われた中国大学野球連盟春季リーグ戦、東亜大×環太平洋大の観戦記です。
2015年秋に2度目の優勝を飾ると、その後4シーズンで3度の優勝。秋の明治神宮大会にも3年連続で出場し、昨秋は東京六大学王者慶大を破り2年連続で4強入り。リーグの盟主の地位を確立するとともに全国の野球ファンにも認知されるようになってきた環太平洋大。今季も開幕から3連勝と順調なスタートです。
対するは明治神宮大会3度の優勝を誇り、かつてはリーグの盟主の座にいた東亜大。近年は優勝争いから遠ざかり、おととし春には入替戦も経験するなどすっかり環太平洋大にリーグの盟主の座を奪われた感じです。今季も1週目の徳山大戦で第3戦までもつれこみながら4年生エース藤本が第1戦・第3戦に初回に失点し敗れるなど苦しいシーズンになりそうです。前日の環太平洋大1回戦では第1戦の先発を2年生の中内に譲りリリーフでの登板とコンディションが気がかりです。
<スタメン>
【先攻:環太平洋大】
①DH 松岡
②センター 祝出
③セカンド 岡田
④サード 仲村
⑤キャッチャー志賀
⑥ファースト 杤谷
⑦レフト 押部
⑧ライト 三木
⑨ショート 松本
先発ピッチャー大原(写真下)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/0e/1b/j/o0800053114485366979.jpg?caw=800)
①サード 長谷川
②センター 神田
③ショート 徳嶺
④ファースト 横石
⑤レフト 谷本
⑥ライト 大田
⑦DH 寺元
⑧セカンド 坪井
⑨キャッチャー木村
先発ピッチャー中内(写真下)
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/b6/f2/j/o0800053114485366984.jpg?caw=800)
注目の東亜大の先発は前日に続いて2年生の中内。藤本のコンディションはそれほどよくないのでしょうか?対する環太平洋大は3年生右腕の大原を先発に立てます。
<試合概況>
先手を取ったのは環太平洋大。初回、1番松岡がエラーで出塁すると3番岡田のヒットでチャンスを広げ、4番仲村の適時打で1点を先取します。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/17/36/j/o0800053314485366990.jpg?caw=800)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/26/e0/j/o0800053314485366998.jpg?caw=800)
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/0a/1a/j/o0800053514485367003.jpg?caw=800)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/85/a2/j/o0800053514485367010.jpg?caw=800)
両校は6回から継投策に出て東亜大は4年生左腕の福岡、環太平洋大は3年生右腕小谷が走者を背負いながら後続を断ち、試合は9回の攻防を迎えます。
9回表、環太平洋大は先頭の押部がヒットで出塁しますが、続く代打見村が併殺に倒れチャンスを潰します。
その裏、東亜大は先頭の徳嶺が右中間に運び俊足を飛ばして三塁打とし、無死3塁のサヨナラのチャンスを迎えます。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/e2/41/j/o0800053314485367017.jpg?caw=800)
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/6e/60/j/o0800053314485367022.jpg?caw=800)
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/78/a8/j/o0800053314485367035.jpg?caw=800)
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/b9/84/j/o0800053314485367045.jpg?caw=800)
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/49/86/j/o0800053314485367060.jpg?caw=800)
<注目選手など雑感>
東亜大が王者環太平洋大に勝つにはこういう展開しかないという接戦を制し、タイに持ち込みました。
小柄な選手が多い東亜大の攻撃のキモとなるのは何と言っても機動力。5回の同点の場面は機動力野球そのものであり、サヨナラの場面も俊足徳嶺の三塁打がきっかけでした。犠打も3つ決めており手堅い野球に機動力を絡める攻撃パターンを確立したいですね。
サヨナラ打の谷本は小兵軍団を象徴する160cm、60kgという体格ながら5番を務める思い切りのいいスイングが絶好のチャンスで活きました。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/20/0f/j/o0800053314485367075.jpg?caw=800)
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/f9/92/j/o0800053114485367087.jpg?caw=800)
敗れた環太平洋大は打線が振るわず不覚を取った形ですが、投手陣は負けてなお強しといった印象を強くしました。
3番手で登板した2年生の佐々木はサヨナラ打は許しましたが力強いストレートは144キロを計測。
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/08/f2/j/o0800053114485367096.jpg?caw=800)
環太大100000000=1
東亜大000010001x=2
【9回サヨナラ】
(環)大原、●小谷、佐々木―志賀
(東)中内、○福岡―木村
【三塁打】(東)徳嶺
【二塁打】(環)松岡、志賀
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190629/20/igechan22/3b/95/j/o0800053314485367110.jpg?caw=800)