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3月7日にマツダスタジアムで行われたプロアマ交流戦、社会人オール広島×カープの観戦記です。
月末に休日出勤の予定があるため振替休日を取るに当たり、毎年この時期に開催されている広島県内のプロアマ交流戦の日を選び、観戦に出かけました。カープのメンバーはファームの選手になりますが、広島県内の企業チームのいわば「オールスターメンバー」がどんな試合を見せるか注目です。

<スタメン>
【先攻:カープ】
①ショート  桒原
②セカンド  庄司
③センター  天谷
④レフト   バティスタ
⑤サード   メヒア
⑥DH    岩本
⑦ライト   土生
⑧ファースト 美間
⑨キャッチャー船越
先発ピッチャー加藤(写真下)
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【後攻:社会人オール広島】
※【】は所属チーム
①レフト   春原【JR西日本】
②DH    松永【三菱重工広島】
③サード   藤澤【JR西日本】
④ショート  田村【JR西日本】
⑤セカンド  小原【伯和ビクトリーズ】
⑥ファースト 奥田【ツネイシブルーパイレーツ】
⑦センター  友滝【JFE西日本】
⑧ライト   本郷【JFE西日本】
⑨キャッチャー原田【JR西日本】
先発ピッチャー加賀美(写真下)【JR西日本】
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カープのメンバーは先述の通りファームのメンバー。3・4番の両外国人は育成枠の選手です。オール広島の方は、JR西日本のメンバーがスタメンに5人と昨年の日本選手権8強の勢いを感じますね。
先発投手は奇しくも昨年のアマチュア球界でノーヒットノーランを達成した同士(カープ加藤…六大学リーグにて、オール広島加賀美…日本選手権にて)のマッチアップになりました。
ちなみにこの試合の主催はアマチュアの広島県野球連盟のため、マツダスタジアムでありながらカープが先攻でビジター用のユニフォームを着用しています。結構レアなケースですよね。

<試合概況>
先にチャンスを作ったのはカープ。
1回表、ヒットで出た先頭の桒原を2塁に進めると、3番天谷がセンター前に弾き返し2塁走者の桒原が本塁を突きますが、オール広島センター友滝が好返球で本塁憤死となり先制を許しません。
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しかしカープは3回、2死後1番の桒原がライトスタンドに本塁打を叩き込み、1点を先制します。
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さらに5回表カープはオール広島2番手の湧川【JR西日本】に対し、1死後8番美間の打球が湧川を直撃する強襲ヒットとなり出塁します。
オール広島はこの打球を受けた湧川が負傷降板する緊急事態となりますが、緊急登板した藤井【JFE西日本】が後続を断ち追加点を許しません。
するとその裏、カープ先発の加藤に封じられていたオール広島打線ですが、カープ2番手の塹江を攻め、7番友滝のラッキーな内野安打を足がかりに無死1・2塁とすると、代打の國本【三菱重工広島】に左中間を突破する適時二塁打が出て、二者を迎え入れ逆転に成功します。
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攻撃の手を緩めないオール広島は2番松永の適時打、併殺崩れで2点を追加したのち、代打田中【三菱重工広島】にも適時打が出てこの回5点のビッグイニングとなり大きくリードを奪います。
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3回の桒原のホームラン以降得点圏にも走者を進められずにいたカープですが、8回表桒原のこの日3本目のヒットを足がかりにチャンスメイクすると、4番のバティスタが体勢を崩しながらもレフト前に運ぶ適時打を放ち二者を迎え入れ、追い上げを図ります。
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ところがカープは投手陣が踏ん張れません。その裏、3番手の飯田が國本にこの日2本目の適時二塁打を許すと、さらに途中出場の伊藤【伯和ビクトリーズ】にも適時二塁打が出て2点を追加し、ダメを押します。
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再びリードを広げられたカープには反撃の余力はなく、試合はこのまま社会人オール広島が勝利を収めました。

<注目選手など雑感>
オール広島が5回の三菱重工勢の活躍によるビッグイニングを活かし、カープを降しました。
MVP級の活躍を見せたのが2本の適時二塁打で3打点を挙げた國本。
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昨年社会人野球日本代表にも選出された強打の捕手の実力は健在ですね。
投げては試合概況に記した2番手湧川の負傷退場による緊急登板にも動じず2回2/3を無得点に抑えた藤井。
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今年32歳、社会人10年目を迎えるベテラン左腕らしい落ち着いた投球で、決して速い球があるわけではないのですが投球術でカープの若手を封じました。当ブログの昨年のJFEの観戦記でも度重なる好リリーフを見せていた投手ですが今年も頼りになりそうです。先日観戦したJR西日本とあわせて、三菱、JFEの3チームが中国地区の社会人球界の3強といった勢力図になりそうです。
敗れたカープは期待の左腕の塹江、飯田がそれぞれ失点をするなどアピールに至りませんでしたが、そんな中で強烈な印象を残したのがドラフト1位の加藤。
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慶大時代からパワーピッチャーとして知られていましたが、この日もMAX149キロのストレートにキレのいい変化球を駆使して4回を被安打3の無四球無失点、なんといっても9つの奪三振が光りました。采配を振るった緒方監督に猛烈なアピールになったのではないでしょうか?
野手では先制本塁打を含む3安打を放った高卒3年目の桒原。
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昨年のカープ二軍の試合の観戦記でも印象に残った選手として名前を挙げた選手ですが、順調に成長をしている印象です。同じポジションに侍JAPANの田中や、社会人から入団して2年目を迎える西川など同じ左打ちの高い壁がありますが、どこまでその牙城に食い込んでいけるか注目したいですね。

広島カープ001000020=3
オール広島00005002x=7
(カ)加藤、●塹江、飯田-船越、磯村
(広)加賀美、湧川、○藤井、鮫島-原田、國本
【本塁打】(カ)桒原
【二塁打】(広)國本×2、伊藤

打撃成績】
<カープ>打数-安打-打点-盗塁-犠打飛-四死球―三振
(遊)桒原   5-3-1-0-0-0-1
(二)庄司   3-0-0-0-0-1-0
(中)天谷   2-1-0-0-0-0-0
右  髙橋(大)2-0-0-0-0-0-0
(左)バティスタ2-1-2-0-0-2-1
(三)メヒア  4-1-0-0-0-0-0
三  青木   0-0-0-0-0-0-0
(指)岩本   2-0-0-0-0-0-0
打指 小窪   1-0-0-0-0-0-0
打指 坂倉   1-0-0-0-0-0-1
(右中)土生  4-0-0-0-0-0-1
(一)美間   4-1-0-0-0-0-0
(捕)船越   2-0-0-0-0-0-1
捕  磯村   2-1-0-0-0-0-0

<オール広島>打数-安打-打点-盗塁-犠打飛-四死球―三振
(左)春原   2-0-0-0-0-0-2【R】
左  伊藤   2-1-1-0-0-1-0【伯】
(指)松永   5-1-1-0-0-0-3【菱】
(三)藤澤   2-1-0-0-0-0-0【R】
遊  岡    3-0-0-0-0-0-2【F】
(遊三)田村  3-0-0-0-0-1-0【R】
(二一)小原  2-1-0-0-0-2-1【伯】
(一)奥田   2-1-0-1-0-0-0【ツ】
打二 田中   2-1-1-0-0-0-0【菱】
(中)友滝   4-2-0-0-0-0-1【F】
(右)本郷   2-0-0-0-1-1-0【F】
右  青木   0-0-0-0-0-0-0【菱】
(捕)原田   1-0-0-0-0-0-1【R】
打捕 國本   3-2-3-0-0-0-1【菱】

【投手成績】
<カープ>投球回-失点ー自責点-被安打ー四死球ー三振
加藤    4-0-0-3-0-9
塹江    3-5-5-4-5-2
飯田    1-2-2-3-0-2

<オール広島>投球回-失点ー自責点-被安打ー四死球ー三振
加賀美   3  -1-1-3-0-1【R】
湧川    1.1-0-0-1-1-0【R】
藤井    2.2-0-0-0-1-2【F】
鮫島    2  -2-2-4-1-2【菱】

※オール広島の所属凡例
【R】JR西日本 【菱】三菱重工広島 【F】JFE西日本 【伯】伯和ビクトリーズ 【ツ】ツネイシブルーパイレーツ
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<本日のおまけ>
①この試合の審判はNPBの審判員ではなく日本野球連盟所属の審判の皆さん。試合終了後は緒方監督と記念撮影をされてました。
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②オール広島の藤澤の打席時にこんな横断幕が…。「夜の三冠王」って…。飲み屋さんの応援団でしょうか(笑)
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