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9月11日に広島工業大沼田球場で行われた広島六大学野球連盟秋季リーグ戦、近大工学部×広島国際学院大の観戦記です。
先週開幕した広島六大学リーグ、昨年に春秋連覇から一転して春のリーグ戦では3位に沈んだ近大工学部。先週は試合がなかったため今週が開幕週となります。V奪回に向け、前日の試合はコールド勝ちを収め順調なスタートを切りました。ストレートで勝ち点を奪うことができるか?
対戦相手の広島国際学院大も昨年の春秋2位から一転して春は5位に転落。エースの鳳山(尚)の故障による戦線離脱が大きいようで、この秋も先週の開幕週を連敗、前日も敗れ3連敗の苦しいスタートになりました。この試合を勝利して体勢を立て直すことができるでしょうか?

<スタメン>
【先攻:広島国際学院大】
①レフト 北吉
②セカンド 瀬田
③DH 中妻
④ファースト 鳳山(隆)
⑤ライト 瀧宮
⑥センター 藤本
⑦サード 大江
⑧キャッチャー 柳井
⑨ショート 中村
先発ピッチャー 門田(写真下)
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【後攻:近大工学部】
①ショート 岩城
②センター 大田(佳)
③サード 櫻井
④レフト 小串
⑤ファースト 藤丸
⑥DH 坂本
⑦キャッチャー 大田(圭)
⑧セカンド 桑原
⑨ライト 中島
先発ピッチャー 大澤(写真下)
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両チームとも春に観戦した試合に出場していた選手がスタメンに名を連ねている一方で1年生も数多くスタメンに名を連ねています。近大の3番櫻井は1年生ながら春のリーグ戦でベストナインに選ばれています。
先発投手は両チームとも左腕がマウンドに立ちます。国際学院大は4戦目でも鳳山(尚)はマウンドに立てないようです。

<試合概況>
1回表広島国際学院大は近大先発の大澤の立ち上がりを攻め2番瀬田、3番中妻の連打でチャンスを掴むとエラーと5番瀧宮の犠飛で2点を先制します。
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しかしその裏、国際学院大先発の門田が先頭の岩城に四球を与えると満塁まで走者を貯めると、6番坂本の打球はショートへの強襲安打となり同点に追いつかれます。
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さらに8番桑原の打席の時にバッテリーエラーが生じ、勝ち越しを許します。
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その後試合は2回から立ち直りを見せた近大先発の大澤と2回からマウンドに立った国際学院大・秋山の好投で中盤まで膠着状態で試合は進みます。
そして迎えた5回裏、近大はここまで抑えられていた秋山から3番櫻井が四球を選ぶと盗塁を決め得点圏に進むと、5番藤丸がセンターオーバーの適時二塁打を放ち、待望の追加点を奪います。
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しかし国際学院も食い下がり6回表、ヒット2本でチャンスを掴むと6番藤本が泳がされながらもセンター前に落ちるポテンヒットが出て1点を返します。
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さらに2死2・3塁と一打逆転の場面になったところで、近大ベンチが動きリリーフに大野を送ります。
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大野はここで後続を見事に断ち、ピンチを切り抜けます。
ピンチの後にはチャンスあり、6回裏国際学院大3番手の岩本を攻め3番櫻井の押し出し四球で1点を追加し国際学院大を突き放します。
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さらに7回にも8番桑原の適時打でさらに1点を加えリードを広げます。
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国際学院大は9回に1番北吉の適時打で1点を返しますが反撃もここまで。近大が中盤に奪った追加点に物を言わせ連勝で勝ち点を奪いました。

<注目選手など雑感>
近大がV奪回に向けて順調なスタートを切りました。
打線は春のベストナインの2年生岩城、1年生櫻井が攻撃の起点となり、効果的な得点に繋げました。
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2人とも1年生からレギュラーを獲得し、岩城はすでに2季連続のベストナインを獲得しており優勝奪回には欠かせない選手になりそうです。
また、優勝奪回には投手陣の奮起も必要不可欠。
先発の大澤は力感のないフォームの技巧派左腕で6回途中まで自責点1の好投。サイド気味のスリークウォーターから繰り出されるボールはスピードはないものの打者のタイミングを外し、国際学院大打線を翻弄しました。
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またリリーフに立った大野も力のある直球で国際学院大打線をねじ伏せ、逃げ切りに貢献しました。
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1年生の秋のリーグ戦でノーヒットノーランを達成した後はやや調子を落としていました(実際筆者の観戦試合でも打ちこまれることが多かった)が復活となるでしょうか?
敗れた国際学院大はこれで開幕4連敗と元気がありません。やはりエース鳳山(尚)の不在が大きいのかなと思います。
そんな中で2番手の1年生秋山は真上から投げ下ろす投球フォームで低めにボールを集める投球を見せ、今後に期待が持てそうです。4イニング目にやや捕まったことからもスタミナ強化が今後の課題かもしれませんね。
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打線のほうは3番中妻、4番鳳山(隆)、5番瀧宮などの中軸がいいバッティングを見せているだけに何とか投手陣を整備して巻き返しを図ってほしいです。

広島国際学院大200001001=4
近大工学部   30001110×=6
(国)●門田、秋山、岩本-柳井、小田原
(近)○大澤、大野-大田(圭)
【二塁打】(国)中妻
      (近)藤丸

【打撃成績】
<広島国際学院大>打数-安打-打点-盗塁-犠打飛-四死球-三振
(左)北吉   5-1-1-0-0-0-1
(二)瀬田   5-1-0-0-0-0-1
(指)中妻   4-2-0-0-0-0-0
(一)鳳山(隆)4-2-0-0-0-0-0
(右)瀧宮   2-1-1-0-2-0-0
(中)藤本   4-1-1-0-0-0-0
(三)大江   2-0-0-0-0-2-0
(捕)柳井   2-0-0-0-0-0-1
打  石田   1-0-0-0-0-0-0
捕  小田原 1-0-0-0-0-0-0
(遊)中村   2-0-0-0-0-0-0
打  得能   1-0-0-0-0-0-0
遊  西永   1-0-0-0-0-0-1   

<近大工学部>打数-安打-打点-盗塁-犠打飛-四死球-三振
(遊)岩城   4-1-0-0-0-1-1
(中)大田(佳)3-0-0-0-1-1-1
(三)櫻井   3-1-1-1-0-2-0
(左)小串   4-0-0-0-0-0-2
(一)藤丸   2-1-1-0-0-2-0
(指)坂本   2-2-2-0-0-0-0
走指 岩本  0-0-0-0-0-0-0
打指 永谷  2-0-0-0-0-0-0
(捕)大田(圭)1-1-0-0-1-2-0
(二)桑原   3-1-1-0-1-0-0
(右)中島   3-0-0-0-0-1-1

【投手成績】
<広島国際学院大>投球回-失点-自責点-被安打-四死球-三振
門田      1-3-2-2-3-1
秋山      4-1-1-2-2-3
岩本      3-2-1-3-4-1
 
<近大工学部>投球回-失点-自責点-被安打-四死球-三振
大澤      5.2-3-1-7-1-3
大野      3.1-1-1-1-1-1

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