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9月4日に万博記念公園野球場で行われた阪神大学野球連盟秋季リーグ、追手門学院大×天理大の観戦記です。
関西遠征の2日目は初訪問の万博記念公園野球場での阪神大学野球連盟の試合を観戦することにしました。
昨年8月に亜細亜大のグラウンドでオープン戦を観戦した追手門学院大。(その時の観戦記がこちらhttp://blogs.yahoo.co.jp/igechan22/13440982.html)観戦時は二部でしたがその後の秋の二部リーグ戦を制し、入替戦もものにして一部に復帰。一部で臨んだ春のリーグ戦では優勝した関西国際大から1勝するなど奮闘し、見事に入替戦回避の5位を確保し、残留を果たしました。たまたま観戦したチームがその後ステップアップしていくというのは観戦冥利に尽きますねぇ。一部復帰して2シーズン目の戦いぶりにも注目したいところです。
対戦相手は昨年秋の覇者天理大。昨秋は関西選手権も勝ち抜き明治神宮大会にコマを進めた強豪です。前日の1回戦は天理大が制しており、天理大が連勝で勝ち点を奪うか?追手門がタイに持ち込むか?

<スタメン>
【先攻:天理大】
①ショート 荻野
②センター 牧野
③レフト 山本(柊)
④ファースト 田中(秀)
⑤DH 多田
⑥ライト 西岡
⑦サード 権代
⑧キャッチャー 石原(貴)
⑨セカンド 奥山
先発ピッチャー 桜木(写真下)
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【後攻:追手門学院大】
①セカンド 井上
②サード 濱田
③センター 中西
④ファースト 上野
⑤キャッチャー 滝
⑥DH 井田
⑦レフト 權田
⑧ショート 森國
⑨ライト 有野
先発ピッチャー 谷(写真下)
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追手門は昨年観戦したオープン戦に出場したメンバーが出場しています。先発の谷も昨年のオープン戦で登板していますね。
天理の先発の桜木は愛工大名電出身の1年生でリーグ戦初勝利を狙います。

<試合概況>
先制したのは天理大。
初回先頭の荻野がヒットで出塁すると盗塁と四球で無死1・2塁とチャンスを作ります。ここで3番山本(柊)が犠打を試みますが、この打球を処理した追手門の谷が1塁へ悪送球、その間に2塁走者が生還し天理が相手のミスに乗じて1点を先制します。
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さらに4番田中(秀)に犠飛が出てこの回2点を奪います。
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天理大先発の桜木に3回まで無得点に封じられていた追手門ですが、4回裏4番の上野が豪快に振りぬいた打球がライトスタンドに刺さる本塁打となり1点差に詰め寄ります。
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しかし、天理は5回に4番田中(秀)の適時打、6回には代打中村のソロ本塁打で着実に加点しリードを3点に広げます。
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一方の追手門は5回裏は1死1・3塁のチャンスを掴みますが三振ゲッツーでチャンスを潰しますが、6回にも死球とヒットで無死1・2塁と再びチャンスを掴みます。
ここで天理大ベンチが動き、先発桜木を諦めリリーフに石原(敬)を送ります。
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石原(敬)は起用に応え、3番中西を三振、前の打席本塁打の上野をサードファウルフライ、5番滝を三振に斬り試合の流れを引き戻します。
すると直後の7回表に天理大打線が爆発。3番山本(柊)の適時二塁打で1点を追加すると
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続く4番田中(秀)がレフトスタンドへ高々とアーチをかけ追加点。
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さらに追手門リリーフ陣の制球難にも付け込みこの回打者一巡の猛攻で一挙5点を奪い、試合を決定づけたと思われました。
しかし追手門はその裏、この回から登板の天理大3番手の中川から先頭の6番井田がライトスタンドへの本塁打を放ち反撃ののろしを上げると
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天理大に負けじと打者一巡の猛攻で5点を返し、再び点差を3点に縮めます。
追い上げムードが高まった追手門ですが8回表、この回からマウンドに立った3番手の佐原が天理大打線の勢いを止められず途中出場の尾崎の適時打などで3点を失い万事休す。
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この得点がダメ押しとなり、後半打撃戦となった試合は地力に勝る天理大が制し、連勝で勝ち点を奪いました。

<注目選手など雑感>
両翼90mという狭い万博記念球場ということで両校合わせて4本の本塁打が飛び交う乱打戦となりました。
試合展開的にも目につくのは野手ばかりでした。
天理の3番山本(柊)・4番田中(秀)のバッティングが印象に残りました。
この春にベストナインを獲得した3年生の山本(柊)は左打席から2本の長打を放ち盗塁も決めるなど走攻守三拍子そろった選手という印象を受けました。
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4番の2年生田中(秀)は明徳義塾時代に甲子園で代打本塁打を放ったパワーヒッター。この試合でも2ラン本塁打を含む2安打4打点と4番の仕事を果たしました。
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この3・4番が機能すれば2年連続の明治神宮大会も見えてきそうです。また7番の権代も3安打、途中出場の中村、尾崎も結果を残すなど選手層も分厚そうですね。
投手陣は7回に乱れましたが、試合概況にも記した通り好リリーフを見せた石原(敬)に初勝利を挙げた桜木、そして最後試合を締めた豊本は2回2/3で6三振を奪うなど持ち味を出しました。
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強力打線と投手陣の踏ん張りで春に逃した優勝を掴みとってほしいですね。
敗れた追手門は打線は13安打と活発で、4番の上野を中心に攻撃陣は一部でも十分戦える戦力ではないかと感じました。
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ただやはり課題は投手陣か?4人の投手で10四球、12失点はやはりいただけません。投手陣の踏ん張りで一部の地位を守ってほしいなと思います。

天理大 200011530=12
追手門大000100500=6
(天)○桜木、石原(敬)、中川、齋藤、豊本-石原(貴)
(追)●谷、小林、佐原、芦田-滝
【本塁打】(天)中村、田中(秀)
      (追)上野、井田
【三塁打】(天)山本(柊)
【二塁打】(天)権代、山本(柊)、尾崎

【打撃成績】
<天理大>打数-安打-打点-盗塁-犠打飛-四死球-三振
(遊)荻野   4-2-0-1-0-0-0
打遊 吉村  1-0-1-0-0-1-0
(中)牧野   3-1-0-0-1-2-0
(左)山本(柊)4-2-1-1-1-1-0
(一)田中(秀)4-2-4-0-1-1-1
(指)多田   3-1-0-0-0-1-2
走指 矢野  0-0-0-0-1-0-0
打指 山田  1-0-0-0-0-0-0 
(右)西岡   2-0-0-0-0-0-2
打  中村   1-1-1-0-0-0-0
右  尾崎   1-1-2-0-0-1-0 
(三)権代   4-3-0-1-0-1-0
(捕)石原(貴)2-0-1-0-1-2-0
(二)奥山   3-0-0-0-0-0-0
打 吉田(賢人)1-0-0-0-0-0-0
二  合田   0-0-1-0-1-0-0   

<追手門学院大>打数-安打-打点-盗塁-犠打飛-四死球-三振
(二)井上   4-2-0-0-0-1-1
(三)濱田   5-2-1-0-0-0-1
(中)中西   5-2-1-0-0-0-1
(一)上野   3-2-2-0-0-2-0
(捕)滝    3-0-0-0-1-0-2
打  芝山  1-0-0-0-0-0-1
(指)井田   5-3-2-0-0-0-1
(左)權田   1-0-0-0-1-1-0
打  藤本  1-0-0-0-0-0-1
左  矢野  1-1-0-0-0-0-0
(遊)森國   4-1-0-0-0-1-2
(右)有野   1-0-0-0-0-0-0
打  竹上  1-0-0-0-0-0-1
右  林    0-0-0-0-0-0-0
右  豊山  1-0-0-0-0-1-1

【投手成績】
<天理大>投球回-失点-自責点-被安打-四死球-三振
桜木      5.0-1-1-6-1-4
石原(敬)   1  -0-0-0-0-2
中川      0.0-1-3-1-2-0
齋藤      0.1-3-2-3-1-1
豊本      2.2-1-0-3-2-6
 
<追手門学院大>投球回-失点-自責点-被安打-四死球-三振
谷       6.1-7-6-9-3-4
小林     0.2-2-2-2-3-0
佐原     1  -3-3-2-3-0
芦田     1  -0-0-0-1-0

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