
7月8日に阪神鳴尾浜球場で行われたウエスタンリーグ公式戦、タイガース×ホークスの観戦記です。
先週末に休日出勤をしたため、代休を取ったこの日。1か月以上前に日程を決めたもののいざ野球観戦の計画を立てようとしたら高校野球は開幕前に加え、社会人野球のオープン戦も広島近郊ではなかったため思い切って未訪問だった阪神鳴尾浜球場でのウエスタンリーグ公式戦を観戦することにしました。
トップ写真の掛布監督効果で週末の試合では入場規制がかかるなどの盛況ぶりの鳴尾浜ですが、平日で天候も怪しいなかではすんなり入場できました。
この日のカードはホークス戦。ホークスのファームの試合はすでに今年3試合目の観戦になりますが、独走状態だった一軍がやや小休止気味の中、勢いを取り戻すための新戦力はいるでしょうか?注目です。
<スタメン>
【先攻:ホークス】
①ライト 福田
②ショート 金子(圭)
③DH 江川
④ファースト カニザレス
⑤センター 釜元
⑥サード 塚田
⑦セカンド 髙田
⑧レフト 真砂
⑨キャッチャー 斐紹
先発ピッチャー 笠原(写真下)

①ライト 俊介
②ショート 森越
③サード 陽川
④センター 横田
⑤ファースト 新井(良)
⑥DH ペレス
⑦レフト 緒方
⑧キャッチャー 坂本
⑨セカンド 板山
先発ピッチャー 秋山(写真下)

タイガースは期待の若手陽川、横田の3・4番に8番坂本、9番板山とルーキーも出場。一軍が苦しい戦いをしている中で再度アピールして一軍昇格を目指したいところ。
一方のホークスは巨大戦力の中にあって、ほかのチームでは一軍でバリバリやれそうな選手が多いですね。
先発投手はタイガースが高卒1年目に一軍で活躍したもののその後伸び悩んでいる秋山、ホークスが高卒4年目左腕の笠原です。
<試合概況>
試合はプレーボール直後に動きます。
1回表ホークスは1番福田がライトスタンドへの先頭打者ホームランで先制します。

2回までホークス先発の笠原に3人づつに抑えられていたタイガースですが、3回裏8番の坂本にレフトスタンドに突き刺さるホームランが出て、同点に追いつきます。これには掛布監督もニッコリで坂本を迎えます。


中盤以降、試合は両チームの点の奪い合いとなります。
同点に追いつかれたホークスは、4回表ヒットと四球で1死1・2塁とします。ここで6番塚田の打球はセカンドへのゴロとなり、併殺でチャンスを潰したかと思われましたがタイガースセカンドの板山が併殺を焦りファンブルし、満塁となります。
タイガース先発の秋山は続く髙田を抑え2死までこぎつけますが、8番真砂にレフト前に弾き返され二者の生還を許し、再びリードを奪われます。

さらに秋山は1番福田にも2点適時打を浴び、この回4失点と踏ん張りきれませんでした。

リードを許してしまったタイガースですが5回裏8番の坂本に適時二塁打が出て1点を返します。

しかしホークスは直後の6回表、8番真砂がセンターバックスクリーン横に飛び込むホームランを放ちさらにリードを広げます。

しかしタイガースも負けてはいません。その裏、やや疲れの見え始めたホークス先発の笠原を攻め、3番陽川の二塁打を足がかりに4番横田、7番緒方の適時二塁打、ホークスの守備の乱れもあり3点を返し1点差に迫ります。


7回表、ホークスは4番カニザレスがタイガース3番手の二神からホームランを放ち、再びリードを2点に広げます。

しかししかし、その裏タイガースはホークス3番手加治屋から3番陽川、4番横田の連続適時二塁打で2点を奪い、ついに同点に追いつきます。


同点のまま迎えた最終回、両チームの激しい攻防が繰り広げられます。
9回表、ホークスは先頭の1番福田が二塁打で出塁しますが、タイガースベンチが福原→山本→鶴という必死の継投を見せ、満塁まで走者を貯めますが得点を許しません。
その裏、ホークス4番手の嘉弥真から3番陽川がこの試合3本目の二塁打で出塁し、一打サヨナラのチャンスを作ります。ここで4番横田がライト前に弾き返しますが、前進守備のライトの正面で2塁走者は3塁止まりとなります。この無死1・3塁の絶体絶命のピンチを迎えた嘉弥真ですが踏ん張りを見せ、最後は連続三振でピンチを切り抜け、試合は延長に入ります。
結局試合は10回の両軍の攻撃も三者凡退で終わり、規定により7-7の引き分けに終わりました。
<注目選手など雑感>
打撃戦になったため、両軍野手の活躍が目につきました。
最大4点のビハインドを追いつき引き分けに持ち込んだタイガースでは3・4番の陽川、横田がそれぞれ3安打と存在をアピール。


両選手とも今季序盤戦に一軍でもプレーをしましたが、壁にぶち当たり二軍降格となった選手。この調子でアピールをして再昇格を狙いたいところですね。2人とも思い切ったスイングができていたように思えます。あとはこのスイングを一軍でもできるかどうかという感じですね。
ルーキーの坂本は本塁打と適時二塁打とバッティングでアピール。

さすが大学日本代表捕手の実力発揮といったところでしょうか?今年大ブレイクの原口や梅野などライバルは多いですがバッティングに磨きがかかれば捕手としての守備力は大学時代から定評があるので、原口らとの正捕手争いが楽しみになってきそうです。
ホークスのほうでは長打3本で3打点の福田の活躍が光りました。

今年は同じようなタイプの城所の活躍で二軍での調整が続いているようですが、しっかり準備はできていそうですね。今年は「キドコロ待機中」ではなく「フクダ待機中」でしょうか?
8番の高卒4年目の真砂も本塁打に適時打で3打点。

走攻守三拍子そろった選手という評判ですが、ファームでしっかり腕を磨いているようです。来週開催のフレッシュオールスターにも選出されているようで、将来が楽しみな選手です。
同じく高卒4年目左腕の笠原は6回に捕まってしまいましたが8つの三振を奪うなど実力の片りんは垣間見れました。

キレのある速球と低めに制球された変化球が効果的でしたが、あとはスタミナ強化と経験ですね。
ホークス 1004011000=7
タイガース0010132000=7
【延長10回】
(ホ)笠原、巽、加治屋、嘉弥真、星野-斐紹
(タ)秋山、伊藤(和)、二神、筒井、福原、山本、鶴、小嶋-坂本、清水、小豆畑
【本塁打】(ホ)福田、真砂、カニザレス
(タ)坂本
【二塁打】(ホ)福田×2
(タ)坂本、陽川×3、横田×2、緒方
【打撃成績】
<ホークス>打数-安打-打点-盗塁-犠打飛-四死球-三振
(右)福田 5-3-3-0-0-0-1
(遊二一)金子(圭)3-0-0-1-0-1-2
(指)江川 4-0-0-0-0-1-2
(一)カニザレス 4-1-1-0-0-0-0
二 曽根 0-0-0-0-0-0-0
打二 川島 0-0-0-1-0-1-0
(中)釜元 3-2-0-1-0-2-0
(三)塚田 5-0-0-0-0-0-0
(二遊)髙田 5-1-0-0-0-0-1
(左)真砂 5-2-3-0-0-0-2
(捕)斐紹 4-0-0-0-0-1-2
<タイガース>打数-安打-打点-盗塁-犠打飛-四死球-三振
(右)俊介 5-0-0-0-0-1-1
(遊)森越 5-0-0-0-0-0-3
(三)陽川 5-3-1-0-0-0-0
走 柴田 0-0-0-0-0-0-0
三 坂 0-0-0-0-0-0-0
(中)横田 5-3-2-0-0-0-2
(一)新井(良) 5-0-0-0-0-0-2
(指)ペレス 3-1-0-0-0-2-2
(左)緒方 5-1-1-0-0-0-2
(捕)坂本 2-2-2-0-0-0-0
捕 清水 1-1-0-0-0-1-0
走 植田 0-0-0-0-0-0-0
捕 小豆畑 0-0-0-0-0-0-0
打 今成 1-0-0-0-0-0-0
(二)板山 4-1-0-0-1-0-0
【投手成績】
<ホークス>投球回-失点-自責点-被安打-四死球-三振
笠原 5.2-5-5-7-1-8
巽 0.1-0-0-0-1-0
加治屋 1 -2-2-2-2-1
嘉弥真 2 -0-0-2-0-3
星野 1 -0-0-0-0-0
<タイガース>投球回-失点-自責点-被安打-四死球-三振
秋山 5 -5-5-6-3-3
伊藤(和) 1 -1-1-1-0-1
二神 1 -1-1-1-1-1
筒井 1.0-0-0-1-0-2
福原 0.2-0-0-0-0-1
山本 0.0-0-0-0-2-0
鶴 0.1-0-0-0-0-0
小嶋 1 -0-0-0-0-2
