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4月10日に広島修道大野球場で行われた広島六大学野球連盟春季リーグ、広島経済大×広島修道大の観戦記です。
昨年は春秋ともに近大工学部の優勝に終わった広島六大学ですが、春は15カード中7カード、秋も15カード中6カードが第3戦までもつれこむ混戦でした。先週の開幕週でも昨秋の1、2位校の近大工学部と広島国際学院大が、昨秋5,6位の広島修道大、広島工業大に開幕戦で敗れ勝ち点こそ奪いましたがさっそく両カードともに第3戦にもつれ込むなどこの春も混戦になりそうな予感です。
2週目の第2戦となるこの日観戦したカードはホークス柳田の出身校の広島経済大と、開幕戦で近大工学部に土をつけた広島修道大。前日の第1戦は広島経済大のエース尾仲が完封勝利を挙げ先勝。4季ぶりの優勝を狙いたい広島経済大としては連勝で勝ち点を奪いたいところ。一方の広島修道大は2カード続けて勝ち点を落とすと優勝の目がなくなるため負けられない一戦です。
 
<スタメン>
【先攻:広島修道大】
①サード 西川
②センター 吉本
③ファースト 藤本
④DH 雨矢
⑤レフト 和田
⑥ライト 細木
⑦キャッチャー 田中
⑧ショート 渡邊
⑨セカンド 荒木
先発ピッチャー 京才(写真下)
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【後攻:広島経済大】
①ショート 白川
②センター 大野
③キャッチャー 山田
④ファースト 京條
⑤ライト 渡邉
⑥DH 今岡
⑦サード 久家
⑧レフト 小野村
⑨セカンド 吉岡
先発ピッチャー 野村(写真下)
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先発ピッチャーは広修大がアンダーハンドの京才(背番号15のアンダーハンドを見ると西武沿線で育った筆者は「松沼兄やん」を連想してしまう(笑))、広経大が本格派右腕の野村と3年生同士のマッチアップ。昨秋に広経大は3試合、広修大は2試合観戦してますが昨秋からのメンバーも両校数多く残っています。
 
<試合概況>
試合は終始広経大の押し気味で進んでいきます。
まず初回、広修大先発の京才の3連続四死球で1死満塁のチャンスをもらいますが、後続が続かず無得点。3回にもチーム初安打となる4番京條の二塁打を足がかりに2死1・2塁としますがここもチャンスを活かせません。
7回には広修大2番手の三國からヒットと2つの四球で1死満塁のチャンスを得ますが3番山田が最悪の併殺に倒れ走者が塁上を賑わしながらも拙攻で得点を奪えません。
スコアレスのまま迎えた8回裏、先頭の4番京條が四球を選び、送りバントで得点圏に進めるとこの場面でリリーフに立った広修大3番手横山から6番の今岡がライト前への適時打を放ちようやく待望の先取点を奪います。
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今岡の打球を広修大ライトが後逸するうちに今岡が3塁まで進むと、8番小野村にも適時打がでて1点を追加。
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こうなると広修大も緊張の糸が切れたかバッテリーエラーなども出てさらに広経大に2点が追加され、この回決定的な4点が入ります。
広経大先発の野村は3回、6回、9回に得点圏に走者を背負う場面もありましたが、終始広修大打線を寄せ付けず毎回の14奪三振で見事な完封勝利、広経大が連勝で勝ち点を奪いました。
 
<注目選手など雑感>
何と言っても毎回の14奪三振の完封勝利を挙げた広経大・野村でしょう。
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力強い直球と縦カーブが低めに制球されており、広修大打線を圧倒しました。低めにストレートがズバッと決まるとバッタ-が手が出ないといった場面がみられ素晴らしい投球でした。
先述の通り第1戦で完封勝利を挙げたエース尾仲とこの野村の二本柱が確立されればリーグ制覇も現実味を帯びてきそうです。
一方の打線は拙攻続き。初戦も2-0の接戦だっただけに投手陣さまさまの連勝だった感じですね。特に3番の主将山田はこの試合2三振に併殺とブレーキになっただけに、打線の爆発奮起もリーグ制覇には不可欠になりそうです。
そんな中で4番の京條は1安打3四球と全打席出塁でチャンスメイク。
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1回戦ではホームランも打ったようで、体格もよく雰囲気のあるバッタ-ですので、京條の前に走者を貯めて得点を重ねるパターンを確立したいところですね。
敗れた広修大ですが、先発のアンダーハンド・京才は6回を無失点と試合を作りました。
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初回に3連続四死球で満塁のピンチを招くなど6四死球という苦しい投球でしたが、要所要所を締めました。広経大打線にとっては「思っている以上にボールが来ない(球速が遅い)」といった感じで完全にタイミングを外す投球でした。また、ライオンズの牧田がやるような「スーパークイック」を時折混ぜるなどピッチングに工夫が感じられました。面白い投手だと思います。
このカードは広経大が連勝で勝ち点を奪いましたが、やはりこの春も混戦必至となりそうな広島六大学リーグとなりそうです。
 
広修大000000000=0
広経大00000004×=4
(修)京才、●三國、横山、福田-田中
(経)○野村-山田
【二塁打】(経)京條
 
【打撃成績】
<広修大>打数-安打-打点-盗塁-犠打飛-四死球-三振
(三)西川  3-1-0-0-1-0-2
(中)吉本  4-1-0-0-0-0-2
(一二)藤本 2-0-0-0-0-2-2
(指)雨矢  3-1-0-0-0-1-0
(左)和田  2-0-0-0-0-0-2
打 鈴川  1-0-0-0-0-0-0
右 海津  1-0-0-0-0-0-0
(右左)細木 4-1-0-0-0-0-1
(捕)田中  4-0-0-0-0-0-2
(遊)渡邊  4-0-0-0-0-0-1
(二)荒木  2-0-0-0-0-0-2
打 武居   1-1-0-0-0-0-0
走 古月   0-0-0-0-0-0-0
一 亘(翔) 0-0-0-0-0-0-0
 
<広経大>打数-安打-打点-盗塁-犠打飛-四死球-三振
(遊)白川  3-0-0-0-0-2-0
(中)大野  2-0-0-0-0-2-1
打 永田  1-1-1-0-0-0-0
左 芦谷  0-0-0-0-0-0-0
(捕)山田  4-0-0-0-0-1-2
(一)京條  1-1-0-0-0-3-0
(右)渡邉  1-0-0-0-2-1-0
(指)今岡  4-1-1-0-0-0-0
走指 室町 0-0-0-0-0-0-0
(三)久家  3-1-0-0-0-1-1
(左中)小野村 3-2-1-0-0-1-0
(二)吉岡  3-1-0-0-1-0-0
 
【投手成績】
<広修大>投球回-失点-自責点-被安打-四死球-三振
京才     6  -0-0-2-6-3
三國     1.0-0-1-1-3-0
横山     0.1-3-3-2-3-0
福田     0.2-1-0-1-0-1
 
<広経大>投球回-失点-自責点-被安打-四死球-三振
野村     9-0-0-5-3-14
 
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