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山口県の東部、柳井市の1991年開場の比較的新しい市民球場です。
フィールドのサイズは両翼98m、中堅122mの国際規格を満たしており、高校野球山口大会などで使用されるほか、2011年に開催された「おいでませ!山口国体」では高校軟式野球の会場になりました。
国際規格を満たしたよく整備されたグラウンドでありながら照明設備がないのが少し残念ですが、メンバー表示が可能なスコアボードは立派なものですが、比較的新しい大規模球場には珍しくパネル式のスコアボードなのが特徴的ですね。
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観客席は両翼ポール際までベンチシートの座席が設けられており、収容人員8000人とキャパもなかなかなものです。高校野球の主要会場になるのも頷けますね。
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スコアボードの写真を見ていただいてもわかるとおり、柳井市が推進する行政改革「柳井ニューディール」の一環としてネーミングライツを導入し、東京都文京区に本社を置き、POSシステムなどの開発・販売を手掛ける企業である「株式会社ビジコム」が権利を取得し、2009年11月より「ビジコム柳井スタジアム」という愛称がついています。当地に本社を置いていない企業がネーミングライツを取得するのは珍しいと思いますが、ビジコムの社長が山口出身ということでネーミングライツ取得に至ったようです。一種のふるさと納税の様な感じですかね。
球場正面のロゴはなかなかデザイン性が高いと思います。
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最寄駅からも徒歩圏内となかなかアクセスも良く、ウエスタンリーグの公式戦くらい開催できそうな感じです。今後も活躍の場が多そうな野球場ですね。
 
【所在地】山口県柳井市南浜3-2-1
【球場データ】両翼:98m 中堅:122m 内野:土 外野:天然芝 スコアボード:パネル式 照明:なし 収容人員:8000人(内野イス席5000人、外野芝生席3000人)
【アクセス】JR山陽本線柳井駅から徒歩約15分
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