イメージ 1
ゴールデンウィーク突入と同時に仕事が多忙になり、連休期間にもかかわらず休日出勤が2日も発生してしまい計画していた野球観戦もお流れに…。29日に観戦していた東都大学リーグのもう1試合の観戦記のアップもままならず時間が空いてしまいました…。
ということで、4月29日に神宮球場で行われた東都大学野球リーグ中央大×拓殖大の観戦記です。
戦国東都リーグで一部昇格以降、その地位を維持している拓殖大。今季は開幕週で前年秋の覇者駒澤大を相手に勝ち点を奪う好スタートを切りましたが、次のカードの國學院大戦は勝ち点を落としてしまいました。対戦相手の中央大は開幕週で好調専修大に敗れ勝ち点を落とす苦しいスタート、次のカードの國學院からは勝ち点を奪いましたが、好スタートを切った専修を追いかけるには両チームともこれ以上勝ち点は落とせないところ。初戦は中央が取り迎えた第2戦。拓殖にとってはあとのない戦いとなります。
 
<スタメン>
【先攻:拓殖大】
①ファースト  森田
②セカンド    江田
③DH       岸
④ライト      森
⑤キャッチャー 杉原
⑥レフト      加藤
⑦サード      鈴村
⑧ショート     今里
⑨センター     井田
先発ピッチャー  飯野(写真下)
イメージ 2
【後攻:中央大】
①センター  神里
②セカンド  新城
③サード   小河
④ファースト 小川(拓)
⑤ライト    泉澤
⑥DH     佐藤
⑦ショート   松田
⑧レフト    山田(直)
⑨キャッチャー 保坂
先発ピッチャー 村川(写真下)
イメージ 3
先発ピッチャーは拓殖が駒澤から勝ち点を奪う立役者となった4年生右腕の飯野、中央は3年生左腕の村川。拓殖は3番が明徳義塾出身の岸、4番が大阪桐蔭出身の森と1年生コンビを起用しました。このコンビの活躍が試合のカギを握りそうです。
 
<試合概況>
先制点は意外な形で入ります。
2回裏、中央はこの回先頭の4番小川(拓)がライトへの二塁打で出塁すると、2死3塁の場面で7番松田の当たりはボテボテのサードゴロに。チャンスが潰れたかに思われましたがこの打球を拓殖サードの鈴村(写真下)がファーストに悪送球…。3塁走者小川(拓)が生還し中央が先制します。
イメージ 4
続く3回裏、拓殖先発の飯野は二者連続三振で簡単に二死を奪いますが、3番小河がライト前に運ばれると、4番小川(拓)もヒットで続き2死1・2塁とされます。ここで5番泉澤(写真下)の打球はセンター前へのテキサスヒットとなり、弾んだ打球を拓殖センター井田が後逸、2塁走者小河に続き、1塁走者の小川(拓)も生還し大きな追加点の2点が中央に入ります。
イメージ 5
イメージ 6
さらに4回にはこの回先頭の7番松田に2試合連続となるレフトへのソロホームランが出てリードが4点に広がります。
イメージ 7
この4点のリードがあればこの日の中央先発の村川には充分なリードで、8回に拓殖7番鈴村の二塁打を足がかりに内野ゴロで1点を失い完封は逃しましたが、9回を散発2安打1失点の見事な完投勝利をあげ、中央が大きな勝ち点を奪いました。
 
<注目選手や雑感など>
なんといっても完投勝利をあげた中央先発の左腕村川ですね。(写真下)
イメージ 8
170センチあるかないかの小柄な左腕で、直球は140キロ出るか出ないかという球速ですがテンポが良く、浜田高校の先輩左腕のカブス・和田にイメージが被る見事な投球でした。エース右腕山手との両輪で優勝争いの原動力になっていきそうですね。
野手では4番の小川(拓)(写真下)の柔らかいバッティングが印象に残りました。
イメージ 9
ややぽっちゃり体型の4年生の左打者ですが、この試合は2本の二塁打を含む3安打と打線を引っ張りました。2本目の二塁打は左中間に流した打球となり、長打力だけでなく広角に打てる打者だなという印象です。こういう打者は社会人でも重宝されそうですね。
また、本塁打を打ったショートの松田(写真下)。
イメージ 10
180センチを超える大型遊撃手は本塁打を打った打撃だけでなく、ショートの守備も安定しており今後の成長が楽しみな内野手です。立ち振る舞いも雰囲気がありますね。
敗れた拓殖ですが、先発の飯野は守備に足を引っ張られ5回を4失点で降板しましたが、低めへの変化球が効果的で6つの三振を奪いました。この投手も上のレベルで観てみたい投手ですね。
注目の1年生3・4番コンビの岸と森はノーヒットと自分のバッティングをさせてもらえていない印象でした。
イメージ 11
イメージ 12
これが戦国東都の洗礼なのでしょうか?この壁を乗り越えてこそ次のステップに進めるのでしょうね。二刀流挑戦も噂される岸は投球練習も開始し投手としてのデビューも近いとか。今年の大学球界では六大学で法政が1年生の活躍で好調なスタートを切っており、拓殖の1年生にも期待がかかります。もうひとり、拓殖では2番手で登板した糸満高出身の1年生赤嶺(写真下)も2回を無失点の好投。高校の先輩に当たり、プロも注目する外野手・中央の神里から三振を奪うなどこの投手も今後の活躍が楽しみです。
イメージ 13
 
拓殖大000000010=1
中央大01210000×=4
(拓)●飯野、赤嶺、池田-杉原
(中)○村川-保坂
【本塁打】松田(以上 中)
【二塁打】小川(拓)2、佐藤(以上 中)鈴村(以上 拓)
 
【打撃成績】
<拓殖大>打数-安打-打点-三振-四死球-盗塁
(一)森田  4-0-0-0-0-0
(二)江田  4-0-0-2-0-0
DH 岸   4-0-0-2-0-0
(右)森    2-0-0-0-0-0
 右 庄野  2-0-0-1-0-0
(捕)杉原  2-0-0-0-1-0
(左)加藤  3-1-0-0-0-0
(三)鈴村  3-1-0-0-0-0
(遊)今里  2-0-0-0-1-1
(中)井田  3-0-1-0-0-0
 
<中央大>打数-安打-打点-三振-四死球-盗塁
(中)神里  4-0-0-2-0-0
(二)新城  2-0-0-1-2-0
(三)小河  4-1-0-0-0-0
(一)小川(拓)4-3-0-1-0-0
(右)泉澤   4-1-1-3-0-0
DH 佐藤   4-1-0-0-0-0
走DH 飯嶌  0-0-0-0-0-0
(遊)松田   3-1-1-0-1-1
(左)山田(直) 3-1-0-0-0-1
(捕)保坂    3-0-0-2-0-0
 
【投手成績】
<拓殖大>投球回-失点-自責点-被安打-四死球-三振
飯野     5-4-2-7-1-6
赤嶺     2-0-0-0-2-1
池田     1-0-0-1-0-2
 
<中央大>投球回-失点-自責点-被安打-四死球-三振
村川     9-1-1-2-2-5
イメージ 14