
今月末から開幕する日本選手権を控え、出場チームは最終調整の段階です。また、ドラフト会議を翌週に控え、ドラフト候補選手の動向にも注目が集まります。ドラフト候補が在籍するJR、富士重工両チームの対戦とあり、この日のJR柏球場にはトップ写真のように今まで見たこともなかったテレビカメラを抱えた取材陣の姿が見られました。
さて、両チームのドラフト1巡目候補JR・吉田、富士重工・東明ともにこの試合は登板なし。試合前から「あー、今日は登板なさそうだな・・・」といった雰囲気でした。吉田のピッチングは何度も見ていますが、東明のピッチングは見たことがなかったので見たかったなぁ・・・。


さて、スタメンです。
【先攻:富士重工】
①6日置②4平③8竹田④DH林⑤3田辺⑥7金山⑦9諸田⑧2唐谷⑨5船引 先発ピッチャー:畠山(写真下)

【後攻:JR東日本)
①8佐々木②4西野③DH畑中④3大前⑤9石岡⑥5竹内⑦6重谷⑧2石川⑨7都築 先発ピッチャー:阿知羅(写真下)

富士重工はほぼベストオーダーと思える布陣、一方JRはドラフト候補のショート田中、主砲の松本がベンチスタートでした。
試合は両チームの先発ピッチャーが素晴らしいピッチングを見せます。富士重工の先発のベテラン畠山は5回を2安打5奪三振と好投。この投手を見るのは2012年の震災復興チャリティーマッチ(http://blogs.yahoo.co.jp/igechan22/8437283.html)以来。このときも大学選抜相手に5者連続三振を奪う素晴らしいピッチングでしたが、今日のピッチングも素晴らしいものでした。
一方、JRの高卒3年目の阿知羅も5回を3安打、毎回の6奪三振を奪う好投。層の厚いJR投手陣の中でなかなか登板機会が少ない状態でしたが、エース吉田がプロに進むことが濃厚なだけに来年以降に期待が持てる内容でした。
試合は6回に動きます。
JRは富士重工2番手の35歳のベテラン平井を攻め2死1・2塁のチャンスを作ります。ここで富士重工は3番手に左腕の君和田を送りますが、3番畑中に死球を与え、満塁にピンチを広げてしまいます。
ここで4番大前がしぶとくライト線にヒットを打ち、2者が生還。続くこちらもドラフト候補5番石岡の当たりは詰まった当たりでライトへ。深めの守備位置を取っていた富士重工外野陣が必死で前進しますがテキサスヒットとなり、さらに2者が生還。打者走者の石岡も俊足を飛ばして3塁を陥れるなどこの回ビッグイニングとなります。
対する富士重工も8回にJR3番手湯本を攻め、2番平のタイムリーと3番竹田の犠飛で2点を返し追いあげますが、最終回は立ち直った湯本の前に三者凡退に終わり、試合はJRが逃げ切りました。
目立った選手をあげますと、先述のとおり6回に2点タイムリーを打ったJR石岡。(写真下)

当ブログでの観戦記でも何度も登場している高卒3年目のドラフト候補。この試合での先述の快足を飛ばしての三塁打はまさにこの選手の真骨頂。以前観戦した試合ではレフト線に転がった打球を快足を飛ばしてランニングホームランにしたこともあります。(http://blogs.yahoo.co.jp/igechan22/10905474.html)187センチの長身で大きなストライドで走る姿はスケールの大きさを感じます。ドラフト指名があるでしょうか?
富士重工では1番日置と2番平(写真下)の社会人1年目コンビが目を引きました。8回の反撃はこの2人が絡んだもので、日本選手権での活躍に期待したいですね。

また、今日は結果が出ませんでしたがJRで1番スタメンだった佐々木。前回のJRの試合の観戦記(http://blogs.yahoo.co.jp/igechan22/11383675.html)で注目選手にあげた早稲田出身の1年目選手ですが、富士重工の先発左腕畠山に対して1打席目は本来の左打席(登録上の打ち方)、2打席目には右打席に入りました。

スイッチヒッターに取り組み始めたのでしょうか?足のある選手だけにスイッチがものになれば1番打者としてレギュラーが近づきそうですね。ただ、第3打席は畠山に対してまた左打席に入るなどまだまだ試行錯誤の状態なのかもしれませんね。
富士重工 000000020=2
JR東日本00000400×=4
(富)畠山、●平井、君和田、渡邊、吉田-唐谷、君島
(J)阿知羅、○飯田、湯本-石川、谷
【三塁打】石岡(J)
【二塁打】日置(富)
