都市対抗野球で７回の優勝を誇る社会人野球屈指の強豪、東芝野球部の専用グラウンドです。名前の通り東芝社が所有する総合グラウンドの一角に設けられています。
球場設備は照明はなく、センター１１６ｍと狭いフィールドで、外野の定位置の芝生に傷みも見られますが非常に特徴的なグラウンドです。
まずは両翼。センター同様にけっして広くないのですが、レフト９３ｍ、ライト９２ｍという変形フィールドになってます。また、バックスクリーン後方からライト側～一塁側にかけては斜面になっているのも特徴的です。
観客席はバックネット裏に屋根つきの観客席が設けられているほかは、一塁側・三塁側ともにコンクリートで段差をつけただけのベンチシートになっています。また、三塁側の観客席は隣接する陸上競技場とネットで区切られただけの作りとなっています。
この球場の最大の売りとも言えるのは何と言っても臨場感。内野スタンドは金網やネットがなく、選手たちの迫力のあるプレーを見ることができます。東芝野球部のオープン戦は自由に観戦ができるので、アマチュア野球トップレベルのプレーを間近に見ることのできる貴重なグラウンドだと思います。
【所在地】神奈川県横浜市鶴見区上末吉5-23-1
【球場データ】左翼：９３ｍ 中堅：１１６ｍ 右翼：９２ｍ 内野：土 外野：天然芝 スコアボード：パネル式 照明：なし 収容人員：不明
【アクセス】JR京浜東北線鶴見駅（東口）下車
横浜市営バス「新横浜駅前（一の瀬経由）」か「綱島駅前（一の瀬経由）」行きに乗車し、「末吉橋」下車徒歩3分
横浜市営バス「新横浜駅前（一の瀬経由）」か「綱島駅前（一の瀬経由）」行きに乗車し、「末吉橋」下車徒歩3分
