茨城県水戸市の茨城県営の野球場です。１９５３年の開場で、前回紹介した宇都宮の宮原運動公園野球場（http://blogs.yahoo.co.jp/igechan22/10984443.html）同様レトロな雰囲気満載の野球場です。
グラウンド設備も特徴的な物が多く、グラウンドレベルまで低い内野フェンスやバックネット裏の柱のある屋根付き観客席（ちょっと見づらいという弊害がりますが・・・）、左翼・右翼にある石造りのアーチ型搬入口など他の球場とは一味違う佇まいです。パネル式のスコアボードもレトロな感じです。
同じ市内にある水戸市民球場（http://blogs.yahoo.co.jp/igechan22/7275580.html）に比べると設備的に見劣りはしますが、ＪＲ水戸駅からのバス便もあり市民球場よりもアクセスは良好です（このあたりの事情も宇都宮の宮原球場に似てますね）。歴史の古い野球場だけにフィールドは両翼９１ｍ、中堅１１７ｍと狭いですが、古い設備の割には観客設備はしっかりとしており、県内の高校野球などでの活躍の場も多いようです。
また、バックネット裏の柱つきの屋根やグラウンドレベルまで低い内外野のフェンスなどの特徴的な部分は６月に解散する「ＦＵＮＫＹ ＭＯＮＫＥＹ ＢＡＢＹＳ」のシングル曲「あとひとつ」（イーグルスの田中将大投手がＣＤジャケットやミュージックビデオに出演したことで話題になり、「熱闘甲子園」のテーマ曲になった曲）のミュージックビデオにおいて、ファンモンのメンバーが歌っているシーンなどはこの球場がロケ地になっているのではないかと筆者は推測しています。（１５回まで表示できるスコアボードや中堅１１７ｍの表示が映っていることからもほぼ間違いないかと…）この球場のレトロな雰囲気であれば、ロケ地に選ばれるのも頷けますね。
【所在地】茨城県水戸市新原２－１１－１
【球場データ】両翼：９１ｍ 中堅：１１７ｍ 内野：土 外野：天然芝 スコアボード：パネル式 照明：なし 収容人員：１２０００人
【アクセス】ＪＲ水戸駅からバス「武道館前」下車すぐ。
