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埼玉県西部、群馬県との県境にある秩父郡小鹿野町の町営球場です。
この球場でまず特徴的なのが、球場のロケーション。谷底と思えるような場所に位置していて、(実際に外野後方には川が流れている)運動公園の入口からは坂を下りきったところに野球場があります。周辺の道路からも見下ろすような形になっていて、トップ写真右端に写っている橋からは下の写真のように球場全体を俯瞰できる珍しい球場です。
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球場の設備はシンプルそのもの。照明設備と電光掲示板はあるものの、観客席は本部席周辺にベンチシートがあるのみであとは芝生席。外野は観客席がありません。当然のことながらロッカールームのような類のものはありません。
両翼90m、中堅110mというフィールドのサイズは箱庭サイズですが、グラウンドコンディションは悪くなく、地元で大事に使われている印象を受けます。
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秩父の山間にある小さな野球場のため、大きな大会等での活躍の場はないと思いきや、近年地元密着の方針を掲げる埼玉西武ライオンズが地元商工会の働きかけもあり、年に1度のペースでイースタンリーグの公式戦を開催しています。
上述の通り箱庭サイズのフィールドのため、ファームとはいえプロの公式戦を行うと「空中戦」になることが多いようで、確認できているスコアを見ると
①2009/6/7
スワローズ 113010100=7
ライオンズ 00023900×=14
【本塁打】森岡、上田(以上スワローズ)、後藤、水田2本、梅田、清水(以上ライオンズ)・・・計7本
②2011/6/5
マリーンズ 100100011=4
ライオンズ 000001000=1
【本塁打】角中、小池、金澤(以上マリーンズ)・・・計3本
③2012/6/10
マリーンズ 100000001=2
ライオンズ 20310300×=9
【本塁打】荻野貴(マリーンズ)佐藤、浅村(以上ライオンズ)・・・計3本
と、最低でも3本のホームランが飛び交う「投手受難」の試合となっています。初開催の2009年の7本というのは激しいですね。
このようなホームラン乱発となる狭いフィールドに加え、ロッカールームもなく選手は運動会などでよくみられる「テント」をロッカー代わりに使うような設備であるためか、先月発表された2013年のイースタンリーグの日程表ではこの球場での開催はないようです。(選手に不評なのか?確かに遠いし…)しかし、選手を間近に感じられる稀有な球場であり、このような地方球場での開催は継続してもらいたいですね。
【所在地】埼玉県秩父郡小鹿野町飯田3341
【球場データ】両翼:90m 中堅:110m 内野:土 外野:天然芝 スコアボード:電光掲示板 照明:あり
収容人員:不明。イースタンリーグ公式戦開催時の観客数として公式発表されている数は1600人~1800人だが、入場券を買って球場を「囲んだ」人数といった感じが…。
【アクセス】西武池袋線西武秩父 駅よりバス 黒海土入口下車徒歩3分
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