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千葉県鎌ケ谷市の北海道日本ハムファイターズのファームの本拠地球場です。
球場には室内練習場と合宿所の「勇翔寮」が併設され、ファームの施設としては12球団一と評価されています。
イースタンリーグの本拠地が首都圏に集中している等の事情から、2004年に本拠地を北海道に移転したあともファームの本拠地として使用されています。斎藤佑樹投手入団のフィーバーで話題になったことは記憶に新しいところです。
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ファイターズの2軍施設は前身の東映フライヤーズ時代から川崎市の多摩川河川敷に練習場を設け、ファームの公式戦を行っていましたが、水はけが悪い上にがいや後方には東急東横線の多摩川鉄橋が通っており、電車通過時には試合を中断せざるを得ない環境でした。
このような中でファーム施設の改善が必須との判断から、この地に1997年に「ファイターズタウン鎌ヶ谷」としてオープンしました。
 
球場は当時の本拠地の東京ドームと同サイズに造られています。球場の外周道路の外野部分からはかなり見通しが良いため、有料試合開催時は内野スタンドのみの開放となります。
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この球場では地元密着を図るべく、ファンサービスを徹底しています。ファーム専属のマスコット「カビー・ザ・ベアー」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%99%E3%82%A2%E3%83%BC)がいたり、カビー・ザ・ベアーを中心としたファーム限定のグッズを販売するなどされています。
また、レフト側の外野スタンドの一角には畑があり、ジャガイモやブロッコリーが栽培されていて、イベントなどでファンに振舞われています。
 
球場外にも見所は多く、2010年のオープン戦で中田翔選手が放った場外ホームランの着地点には記念のプレートと場外ホームラン記念デザインの自販機が設置されています。また、ライト後方には1997年に開催された野球教室でケン・グリフィーJrが放った場外ホームランの記念碑があるらしいのですが、確認できませんでした。
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ただ、この球場のネックは至近に鉄道の駅がないこと。公共交通機関としては路線バスとなりますが、乗り入れ本数はあまり多くありません。試合開催時はシャトルバスも運行されるようですが、少し不便であることは否めません。まあ、これだけの施設を造るとなると駅から離れた場所でないと難しいのでしょうが…。
【所在地】千葉県鎌ケ谷市中沢459
【球場データ】両翼:100m 中堅:122m 内野:土 外野:天然芝 スコアボード:電光掲示板 照明:なし
         収容人員:2400人
【アクセス】
 ●東武野田線・鎌ヶ谷駅から直通バス(100円)あり(イースタンリーグ開催日)
  鎌ヶ谷駅から徒歩30分
 ●西船橋駅(JR東日本総武線・武蔵野線・京葉線、東京メトロ東西線、東葉高速鉄道)・京成西船駅(京成本   線)から 京成バス「ファイターズタウン鎌ヶ谷」行き(1日11便、土休日は1日9便)で終点ファイターズタウン鎌  ヶ谷停留所下車すぐ
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