【日常に役立つサムライ哲学】その④
【誰かへの忠義から、自分の心への忠義へ】

武士道における「忠義」とは、 主君に仕え、その志に尽くすこと。
では、現代を生きる私たちにとって、 「忠義」とは何でしょうか?
私は、
「自分の心に忠義を尽くすこと」
ではないかと思います。
私たちは日々、
「みんながそうしているから」
「普通はこうするものだから」
「周りに合わせたほうがいいから」
そんな理由で、自分の気持ちを後回しにしてしまうことがあります。
もちろん、周りを大切にすることも大事。
でも、
一番大切な自分自身を、置き去りにしてはいけない。
本当は嫌なのに我慢する。
本当はやりたいのに諦める。
本当は苦しいのに、無理をしてしまう。
そんな時こそ、
「自分は本当はどうしたいのか?」
と、自分の心に問いかけてみる。
自分を大切にすることは、 わがままになることではありません。
自分の心の声を聴き、 自分の人生を、自分の意志で歩いていくこと。
それもまた、 現代を生きる私たちに必要な 「侍の心」なのではないでしょうか。
そして剣護身術では、
「負けない戦い」
を大切にしています。
相手に勝つことが目的ではない。
危険を避け、 争いを避け、 最後には自分の身を守り、 大切な日常へ帰る。
それは、
「自分の命を大切にする」ということ。
周りに流されるのではなく、 自分の心に耳を傾ける。
自分の人生を、自分らしく生きる。
己の心に忠義を。
そして、 自分の大切な人生を守り抜く。
それこそが、 現代に生きる私たちの「忠義」なのかもしれません。