宇野亜喜良展(うのあきら)へ行ってきました♪
今よりもっと多感な若かりし頃、本屋さんで、個性的な眼差しで少し怪しげな女性のイラストが表紙の本と出会いました。
手にとってみると著者は「寺山修司」。
寺山修司さんが女性向けに書いた詩のような散文のような内容で、サイズは15cm四方ほど。
10代20代によく【詩】を書いていた私にとっては新鮮な本でした。
宇野亜喜良の表紙で、その後シリーズで数冊出版されていたので全て集めて読みました。
宇野亜喜良のイラストと寺山修司の組み合わせは、相乗効果大でした。
初日の4/11に行ってきました。
初台の「東京オペラシティアートギャラリー」は初めて訪れました。
展示は12のテーマになっていました。
1.プロローグ 名古屋時代
2.グラフィックデザイナー
3.企業広告
4.雑誌・新聞
5.書籍
6.絵本・児童書
7.アニメーション映画
8.版画集・作品集
9.ポスター
10.舞台美術
11.絵画・立体作品
12.近作・新作
1934年生まれなので今年90歳。
画業だけにとどまらず様々なジャンルで進化し続けていました。
私が寺山修司の本によってよく目にしていたイラストは、宇野亜喜良が30代の頃のものでした。
年表を確認したところ父が室内装飾家、母が喫茶店を経営。
14歳から画家を志したようです。
初日にも関わらず若い方、海外の方など幅広い鑑賞者が来場していました。
1度見たら忘れない女性の怪しげな眼差しの魔法に、誰もが惹かれてしまうのかもしれません。