学校再開の意義を書いている方が余り居なかったので、批判を承知で書かせてもらいます。

 

私は、鉾田市に限って言えば、1人の政治家として、幼小中学校の学校再開を支持しています。批判も覚悟の上でです。

 

政府の非常事態宣言が行われる中で、「無理やり開けて欲しい」という訳では無いことを先に断っておきます。

 

再開支持の理由は、子どもの家庭以外の居場所を作ることが大切だと思っているからです。大きく3つあります。

 

◆1、長期の休校への準備をすること
鉾田市は3月2日から急に休校になりました。
ですから、子どもたちのへ長期休校への心構えや衛生確保、宿題への対応等について、学校で伝えることが出来ませんでした。
もし、この感染者が確認されていない今を逃すと、きちんと伝えることが出来ないからです。

 

◆2、学校にも相談出来るようにしたい
今、学校を再開しなければ新しい担任の先生をしばらく知らないことになります。最低でも、担任の先生が分かれば、何かあった時に学校に連絡しやすくなります。
また、家庭訪問時も話がしやすいはず。

勉強面で質問したいことがあったとき、親や塾以外にも相談先が必要です。
 

更に、生活面での相談でも、家庭以外の相談先は、必要だと思うからです。

このような状況です。虐待とは言わないまでも、普段なら子どもにあたることが無い家庭でも、何かが起きてしまうかもしれません。

 

これは政治家の責任として回避したいのです。

 

◆3、自粛疲れを少しでも晴らしてもらいたい
まじめな家庭ほど、子どもたちは自粛疲れしているかもしれません。
友達に会ったり、家庭と違う環境で、運動することで少しでも自粛疲れを晴らして欲しいです。

以上の大きく3つの理由から、私は鉾田市での学校再開を支持します。

 

勿論、「こんな状況で学校へ通学させるなんて、有り得ない」という想いも分かります。

 

これは申し訳ないですが、各家庭での判断となると思います。
また、市の教育委員会も無理に学校を続けようともしていません。
今後の状況次第で、すぐに休校となることも考えられます。

 

本当に、今回はビビりながらの学校再開なのです。現在感染者数「0」の鉾田市だからした選択なのです。

 

◆安全の確保等に関して
学校から出されているものは、以下のHPをご覧ください。
http://www.city.hokota.ed.jp/hokotaminami-es/?p=884

また追加の安全対策など、昨日、私が書いたものをご覧ください。https://ameblo.jp/igawa-tomonori/entry-12587610723.html

 

◆再度の休校に際して
現在、放課後児童クラブ(学童)等の状況について、再度の精査をしてもらっています。
鉾田市の場合は、学童を民間の保育園が実施している場合も多いです。
ここは、4月に始まった新入園児の対応に追われている現状があります。

なので、対応の確認をしてもらっています。

以上です。
 

繰り返しになりますが、冷静に、正しく恐れていく必要があります。

 

追伸
政府の非常事態宣言が、明日にもされるかもしれません。
また、水戸市でも休校措置を取るかもしれません。
状況が劇的に変わると思われます。