とても、嬉しかった。
自分でも驚くほどに。
去年の2回目出場は。
世の中的にもモノノフ的にもまさに絶頂期で、
出られて当然みたいな空気が確かに流れていた。
しかし今年は、国立以降からライブのペースはガクンと下がり、
夏菜子を始めあーりんや時にれにちゃんまで喉の調子が悪く、
もろ手を挙げて押せ押せドンドンな感じでは、なかった。
もちろんライブ以外にも映画を撮ったりバラエティに出たりと
やること自体の幅が広がった前向きな影響というのもあるのだろう。
だが、無意識に感じていた。
『去年ほどの、勢いはない』と。
それを、その不安を、事実を以て拭ってくれた。
思えば一昨日の女祭りからその兆候はあった。
夏菜子の喉の調子も次第によくなり、
後半は半年ぶりくらいに何も心配することなく、
心から楽しむことができた。
「やっぱりももクロちゃんの現場は最高だ!」
仲間たちも口々に歓声をあげていた。
そこに上被せるような、紅白発表。
「私たち は、大丈夫だから。」
そんな言葉が、画面に映った
ももいろクローバーZ(3)
の文字から
聴こえたような気がした。
