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百田夏菜子を尊敬します

ももいろクローバーZのリーダー、百田夏菜子。
彼女を心から尊敬し、人として愛してやまないてつやんの随想録。

サヨナラの挨拶を、してきた。

昨日22日は、国立競技場の最終公開日。
イベントは5/31まであるらしいが、
中を自由に歩き回れるのはこの日が最後だ。
聖火台に、行けるのも。


僕は"あの国立で"といった気持ちはあまりない。
別にサッカーが好きだったわけでもないし、
過去の国立アーティストのライブに行ったわけでもない。

ただ、とてつもなく大きな壁として
あの子たちの前に立ちはだかってくれたこと、
それをあの子たちが飛び越えられたことで、
"ももいろクローバーZ"という存在を
五次元以上の高い次元にまで
上昇させてくれたことに関して、
心の底から感謝している。

ほとんどのアーティストなら目標にすら掲げない会場。
しかも2020年の東京五輪のための改修が決まり、
夢として見ることすら許されないような状況の中で。
あの子たちがその舞台に立たせてもらえたことは、
とても得難い経験だった。

その舞台が。
夏菜子の見た景色が。
夏菜子の立っていた場所が。
この世から消えて、なくなってしまう。

そう思うと、怖さと喪失感が襲ってきた。

僕も、行かないと。
あの子の感じたものの片鱗でも、感じに行かないと。
取り返しのつかない後悔をしてしまう。

苦労は買ってでもするもんかもしれないけど、
後悔なんてのはするもんじゃない。
時間を空けて、会いに行ってきた。


最終日らしく、受付時間には長蛇の列。
この日は6000人が来たらしい。



入る前は晴れてて暑かったのに、
スタジアムに足を踏み入れた途端。
大粒の雨が、堰を切ったように降り注いだ。

これは、みんなが会いに来てくれた嬉し涙なのか、
はたまたただ悲しいのか。
国立が、泣いているように感じた。




しかし、雨のおかげで観覧者がみな屋根の下へ。
計らずも、国立のタータンには誰もいなくなった。
ちょうどいいので一緒に行った元陸上部の桃推しに
全力で駆け抜けてもらった。
(ゴール後滑ってコケてた)



BLTで夏菜子ちゃんの座ってた
C-67の席に座って写真など撮りつつ、
いざ聖火台へ。

あまりに強い雨の影響で、
スタンドへの出口には人だかりが。
聖火台への道は滑りやすく、
天候によっては登れないこともあるらしい。
これはまさか。

そうドキドキして待っていたら、
すっと人がはけた。
みんな外に出たらしい。
行けるのか。行こうー。
おそるおそる、外に出ると。



目の前に、あの景色が。
しかも、雨雲が裂けて、
太陽の光が見えてきていた。

これはー。
クイックジャパンで、
夏菜子が国立後に訪れた時の記事。
あの状況を、彷彿とさせた。
国立が力を振り絞って、
涙をこらえて、
僕らを聖火台まで登らせてくれたのでは。
そう思わずにいられなかった。

夏菜子の立っていたあの場所。
さすがに聖火台に触ることは叶わなかったが、
最後の最後に来ることができた。

僕は国立2日目に仕事で参戦できず、
実は苦い思いをこらえていたのだが。。
そんなことも吹き飛ばすような感動だった。

そこには、夢があった。
いや、この世に存在する数少ない、
"夢を具象化した場所"なのだと感じた。
あの場所そのものが、
夢としての存在感を湛えていた。

そこに立って、夏菜子は。
ももクロの夢を語った。

眼下に見えるスタジアムには、
55000人のモノノフ、そしてサイリウム。
あの子たちは、彼らに誓ったんだ。
ここで。

目をつぶって想像した。
夏菜子にはなれないけれど、
少しでも近づきたくて。
それがどんな影響を今後の僕に
及ぼすのかはわからないけど。

ただ
「前に進もう」と。



本当に来てよかった。

最後の最後に、
川上さんと夏菜子の言葉を借りて、
「ありがとう、国立!」
「また来るぜーっ!」と叫んだ。

ふと見上げた聖火台には。

まるで、聖火は消えないとでも言うように。
聖火のような雲が立ち昇っていた。