世界に現存する星型要塞が放つ中世美
“星形要塞”は火砲攻撃に対応するため15世紀半ば以降に発生したイタリア式築城術です 日本では“稜堡式城郭”と呼ばれ(参照/日本稜堡式城郭研究会HP ) イタリア/フィレンツェで巨匠ミケランジェロ達によって土木工学の分野に採用され ペルッツィ及びスカモッツィによって16世紀に発展を遂げました
防衛戦術の要としてヨーロッパ全土に普及した星型要塞も 18世紀末には戦火で消失したり都市に埋もれたり殆どその姿を見る事は無くなりましたが 現在も城塞都市として幾つかその姿を確認する事が出来 その姿は中世から変わらない様式美を保ち続けています
アレッサンドリア(イタリア)
フレドリクスタ(ノルウェー) 川で真っ二つになっているのが不思議です
ブールタング(オランダ)
チャールズ・フォート(アイルランド)
カステレット(デンマーク)
アルバ・ユリア(ルーマニア)
フースデン (オランダ)
ジェファーソン(米ドライトートゥガス国立公園)
五稜郭(日本/函館)
日本には上の五稜郭含め3つの星型要塞が確認されているんですが やはり五稜郭が綺麗です