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季節柄 紋甲烏賊(もんごういか)を仕入れているのだが
烏賊は捨てる所が無い位 色々な部位が使える
上身 耳 軟骨 下足 肝 墨袋が代表的なところだが
嘴(くちばし)の部分 って以外に捨てる人が多い
誤って包丁を入れない様にそっと取り出し 掃除して 少しづつ貯蓄しておいて(笑) まとまった時に 裏メニューなんかで提供したりするのだが
この食感 というか旨味が凝縮されたまさに“隠れ逸品”也だ
もちもち こりこりしていて噛めば噛むほど官能的な味わいに
薄めの塩をふって 酒の肴に共したい