福井県敦賀市は古くから昆布の加工で栄えた街で 昆布職人や昆布を扱う商店などが地場産業の一端を担ってきました 主に道南産の真昆布を用いた"おぼろ昆布"は敦賀の伝統産業です
昆布を薄く加工した"おぼろ昆布"と"とろろ昆布" この2つの違いはその削り方です とろろ昆布は何枚もの昆布をプレスして大きなブロック状にして機械で削ります 機械で削りますので短時間で沢山削れ 一般的に多く出回っています
対しておぼろ昆布は1枚の昆布を面に対して職人の手で薄く幅広く削ります 削節形状もとろろ昆布は細かく おぼろ昆布は幅広いのが特徴です 幅広く削る為に傷の少ないきれいな昆布を厳選し 1枚1枚丁寧に職人が削るので おぼろ昆布は昆布本来の旨味が味わえるのです ただ職人の手作業に依る所が大きく とろろ昆布に比べ出荷量は非常に少ないです
贅沢な太白とろろを賄いの饂飩に 贅沢な経験をさせて頂きました
創意工夫して お客様に喜んで頂けるような提供方を模索しています