[蔵元訪問記]米澤酒造
米澤酒造が蔵を構える中川村は上伊那の最南端に位置し 西に中央アルプス/東に南アルプス山脈が聳える壮観な景色 その間“伊那谷”を流れる天竜川と自然の恵みに囲まれた豊穣の地です(参照)中川村HP
貴重な日本の原風景を今に伝える上伊那で酒を醸す米澤酒造へお邪魔してきました
米澤酒造は明治40年創業 清酒“今錦”は地域の人々に親しまれ 南アルプス麓の恵まれた自然と良質の水に恵まれた環境の中 地元のお米を用いた酒造りを続けています
通常なら日曜は休業日だそうですが 今回特別 常務/松下氏と杜氏/坂口氏にお出迎え頂きました
甑倒しは終わっているも皆造までまだ日程が有り 現場観覧は叶いませんでしたが ビデオを見ながら米澤酒造の酒造りを勉強 その後坂口杜氏に質問攻め(笑)
昨年秋から殆ど休みを取れていない多忙な坂口氏 丁寧な応対に感謝です
場所を移動し南アルプスを一望できる別室へ 晴天ながら霧が掛かった様な朧気な景観
常務「ここ伊那にも黄砂やPM2.5の影響で たまに空が霞むんですよね」
私 (長野まで黄砂が影響するんですね...)
陳列されている銘酒“今錦”を見ながら清酒談義 米澤酒造の酒に対する想いを存分に傾聴しました
皆さんが試飲を愉しみにしているという事で再び1階に戻ります(自分は運転手なので😢)
今錦の酒質は 総じて香り控え目 膨らみを感じつつ程好い酒米の甘味を湛え 後捌け(キレ)が良い印象
仕込み水を挟みながらフラッグシップ“年輪”始め様々な今錦シリーズを試飲させて頂きました
米澤酒造の理念「現在 都市圏でもてはやされている様な“すっきり/辛口酒”でなく しっかりした酒造りが成す豊穣な味わい そして伊那の食文化に添う地酒」をしっかり体験出来ました
迎賓館入口には全国から集められた酒徳利がずらり 写真の陳列が裏表に配置されただただ圧巻でした
試飲や観覧の他 今錦の銘柄が直接購入出来るという事で...わさびやの皆様お愉しみに(笑)
最後に入口で記念撮影 お休みのところ丁寧に応対して頂き本当に感謝です
再来週 大阪で開催される“長野酒メッセ”で再会できる事が愉しみです
米澤酒造株式会社
〒399-3801 長野県上伊那郡中川村大草4182-1
(0265)88-3012
定休日/毎週日.月(直売所は営業) 営業時間/9:00~17:00