鯛の子(たいのこ 真鯛の卵巣)
日本で鯛といえば 通常この“真鯛/マダイ ”を指し 産卵期を迎える3月中旬から鯛の子が河岸に出回ります
通年見掛ける“たいの子”はスケトウダラやスズキの卵巣で 鯛の子とは似て非なるもの 要注意です
掃除した後 皮目を裏返して卵巣を剥き出しにした状態に 加熱する事で華が咲いた様に見える事から“華子”と呼ばれる状態に仕上げます ゼラチン質ですが綺麗に仕上げるには細心の注意が必要です
肴特有の臭味は生姜を効かせ野性的に 味は勿論ですが見た目が重要なので取り扱いに注意
春野菜と葉山椒を添えて 春の艶やかさを感じて頂ければ嬉しい限りです