平成最後“文化の日”はおけいはんで京都へ 東山/黒谷の寺社仏閣/美術館を練り歩いてきました
永観堂 禅林寺 (創建863年 浄土宗西山禅林寺派 総本山)
永観堂は創建時より京都隋一のもみじ寺として今も沢山の方が拝観される“紅葉の名所”
月末の本格的な紅葉には少し早い時期の来訪でしたが それでも充分見応えある景観でした
住友家第15代当主/住友吉左衛門友純が蒐集した美術品を中心に 昭和35年京都東山/住友本邸敷地の一角に財団法人として設立 泉屋博古館(せんおくはくこかん)の名称は 江戸時代の住友の屋号“泉屋”と 約千年前に中国で編纂された青銅器録“博古図録”に由来しています
今回は住友コレクション2つの美術展を同館で贅沢に観覧
神々の宿る器-中国青銅器の時代
江戸後期の京都を代表する二大画家 若沖/呉春の蔬果図 料理人として非常に感銘を受けました
昼食をはさんで“くろ谷”へ 会津守護代や浪士組/新選組誕生の地です
文殊塔(三重塔) 重要文化財
會津藩士殉難者墓所
五劫思惟阿弥陀仏像-名物“アフロ地蔵”もご健在でした
古くから通称“くろ谷さん”の名前で親しまれ 知恩院とならぶ格式を誇る浄土宗七大本山の一つ また京都四箇本山(知恩院.知恩寺.清浄華院.金戒光明寺)の一つとしても有名
山門
開祖法然上人が最初に浄土宗の布教を行った地であることに因み 後小松天皇から“浄土真宗最初門”の勅額を賜っています
会津藩主松平容保が文久2年 勅命を拝し京都守護職本陣として常在しますが 会津藩士だけでは手が足らず 守護職御預かりとして新選組(浪士組)をその支配下に置き治安維持に当たらせていました
法然上人や熊谷直実 そして幕末の会津藩士達や新選組...また来年再訪した時 細かく紹介出来れば