眼張木の芽焼き
日本料理の中で春を代表する“木の芽焼き” 主に白身魚を用いたものが献立として提供されます
淡泊な味わいの白身だからこそ 新緑の木の芽が持つ鮮烈な香りを際立たせるとも言えますね
魚の身自体に味付けしたりそのままだったりと手法は様々ですが わさびやでは魚の身には薄塩をあて 仕上がりに塗る味噌に一工夫しています その上に微塵に叩いた木の芽をふうわりと
折角なので旬な眼張の頭部と中骨もしっかり焼いて食せる様に 1匹で2つの味が楽しめます
青々と映える木の芽味噌は新緑の力強さを表しています 勿論色粉等の添加物は一切使用していません
桜咲く艶やかな春も素晴らしいですが 私は力強さが溢れる新緑の時期が大好きです