床臥/常節
(トコブシ Sulculus diversicolor supertexta) 徳島県牟岐港
同じミミガイ科の巻貝で見た目も酷似していますがアワビとは別種 殻の背面穴や色で見分ける事が出来ます
小貝ながら肉質は非常に美味 日本料理で春の季語にも用いられる今が旬のトコブシは別名“ナガレコ”の名前を持ち 石を裏返して隠れているトコブシを露にすると 滑るように逃げ出す様が流れるように見えることから“流れ子”の名前で呼ばれるようになったそうです
鮮度の良いものは割鮮で こりこりとした心地良い歯触りは特筆モノ 少量の岩塩と併せます
そして人気の磯煮 殻付きのままさっと焚上げ(勿論下処理は施しています)木の芽をふうわりと
希少入荷のうえ 献立に記載したその日に大体売り切れてしまう程 ファンの多い旬の逸品です