今年1月末に催され大盛況だった國暉酒造蔵元会 その折お世話になった清水氏が島根から再度来阪され リクエストで蔵元会スピンオフを開催 天気悪い中お集まり頂いた皆様に心から感謝です
普通“蔵元会”は その醸造元の仕込み水や銘柄を取り揃え料理と取り合わせるのがセオリーですが 今回要望されたリクエストは「大阪の飲食店で見掛けない銘柄を中心に 出来れば西日本銘柄で」でした(宣伝を兼ねて“よしのとも”とロ万”は選別させて頂きましたが)
甑倒し(醸造仕込み)が終わるこの時期 全国各地方から様々な醸造元が大阪に来られますが 「ここ数年大阪どこの飲食店も東北の酒ばかりを提供するところが目立つ」と 関する意見も沢山頂きました
東北大震災の件もあるでしょうが “関西の料理人は地元の清酒に根差す想いが希薄しているのでは”と
厳しいお言葉ですが醸造元様方々の心境は私も痛いほど日頃よりお察ししています
日本人は“流行/風評”に弱い生き物ですから 根本的に仕方ないといえば仕方ないのですけどね
ただそういう領分はわさびやの得意分野ですから 快く仕事させて頂きましたが喜んで頂けたかどうか
来週より全国新酒鑑評会予審の搬入も本格化し 関係者間でその類の話題が増えると思いますが 全国の醸造元様には明るい方向性を指示す そんな鑑評会であって欲しいと願う次第です
今回の料理と清酒の詳細はブログ“侘寂伝文”にて またご参照下さい