Bistrot Beurre Blanc(ビストロ ブールブラン)
福山を代表する本格フレンチ“ビストロ ブールブラン” カリスマ的存在を放つオーナーシェフが名物ですが 光栄にもそんな彼と35年来の幼馴染です
簡単ですが二人のなりそめを
普通 “幼馴染”というと「小中学校から一緒のクラスで-」等のフレーズがつきものですが 彼とは校区が離れていた事もあり一度も一緒の学校に通った事はありません 「じゃあどこで知り合ったの?」ですが 私が小中学生時6年程ですが新聞配達をしていた同時期に 彼も新聞配達をしていたので 毎朝どこかで顔をあわす仲だったのです そして高校卒業後に大阪の調理師専門学校で偶然の再会
「おお! (お互いを指して)お前も調理師めざすんだ!!」 「がんばろうな!!」 「ビックになろうぜ!!」
調理師学校でもクラスが一緒になる事はありませんでしたが(笑) 卒業後彼は西洋料理 私は日本料理とそれぞれの目指す道へ 彼は兵庫西宮の店から修行を始め東京へ そしてフランス/スイス/アメリカと長い海外での修行を経て 故郷で独立開業と(カッコ良く)錦を飾り今日に至ります
私は大阪を中心に京都-兵庫-和歌山と関西圏で勉強し いざ“独立”の二文字が目前になった時 育った福山かそれとも生まれ郷の横浜か… 迷いはしたものの大阪を選びました
現在それぞれオーナーシェフとして プロの料理人として 思えばお互いハナタレ小僧だったあの時から30余年 思い返すととても感慨深いものがあります
いつもお邪魔する時は裏口からひょろっと なのでこうまともに表から窺うのは初めてかも
店内で先ず目を惹くのが 数多の香辛料(スパイス)群 彼がいう「フレンチとはソース」所以でしょうか
これらのスパイスを巧みに複合させ料理に反映させるのだそうで 「こんな種類国内で揃えられんの?」と聞くと 「年一でパリにいった時に買い揃える」のだとか
店内もシャンデリアとアンティーク調のインテリアが調度され 何か場違いな世界へ来たような錯覚
今回 そんな幼馴染のフレンチをしっかり頂いてきました 勿論ワインもおまかせで
料理の写真は次回 お愉しみに