正月営業で一番頂いた声が「慈姑(クワイ)が美味しい」という内容でした 逆にいうとクワイは“美味しい”と思っている人が少ないという現実でしょうか 正月のおせち料理に入っているので仕方なく…と思われるのも クワイ全国生産の9割を占める広島県/福山市出身者として複雑です
(参照)慈姑
-侘寂伝文
クワイを苦手とされる人殆どの意見が「あの独特な匂い(味)」らしいのですが 下処理をきちんとこなせば 他の野菜より美味しい一品に仕上がります 元来生食時はリンゴに酷似した感触で鮮度落ちもし難い素材なので和食店ではこの時期 おせち料理以外でも重宝されています
文面で説明するよりは実際出来上がりを召上って頂くのが一番分かりやすいのですが 年末自宅でおせち料理を作られた方々も口を揃えてこのクワイを難しい/苦手と言われていました 私的には黒豆や数の子/田作りの方がよっぽど腐心するものですけどね また店頭でもこのクワイを調理する時のコツをお伝えできればと考えています