注目される日本酒 輸出量1000万リットル超
今韓国で日本酒の人気が上昇中だそうです 輸入量は2年間で倍増 5年間換算で7倍もの日本酒が韓国で嗜まれている計算になります
日本食の店が増えたうえに健康志向も高まり 強い酒を割らずに呷るのが当たり前だった韓国にあっては ｢低アルコール｣な酒として注目されるようになりました
財務省貿易統計によると韓国へ輸出された日本酒は08年は1530kl 06年に比べ約2.3倍に増えました この人気の背景には｢健康ブーム｣に拠る影響が計り知れません 深酒を避けたい さっぱりして後味が良いものを飲みたい女性達に支持されています
日本では日本酒こそが深酒の元 という印象が未だに強いですが 酒を水で割る習慣が無く 度数20度前後の焼酎をストレートで飲むのが当たり前の韓国人には 日本酒はとても｢健康的｣に映るらしいです そしてこの日本酒人気を支えるのは“日本食人気” ただ韓国では日本酒は高値で 1番手頃な200㍉のカップ酒で6千ウォン(約470円) 月桂冠純米大吟醸720㍉なら8万ウォン(約6,200円)程度です 韓国の焼酎の2倍～10倍です
韓国の日本料理店経営者の話では｢客の皆さん 日本酒は最初の乾杯だけにして あとは韓国のビールや焼酎を飲まれてます｣ まるで四半世紀前“良き日本”さながらの風景です
数年前から日本酒の輸入税が70%～30%に緩和された事も要因の一つです 逆に韓国側は“マッコリ”を日本に浸透させたい思いが有ると思われます どうメディアが風潮に乗せ 流されやすい日本人をそこに乗せるか 数年後には隣の韓国で また違った日本食文化や日本酒ブームが見れるのも 一興でしょうか