とある疾患には美人が多い

どうも！メロンソーダ禁断症状が現れているＩＧＡです

今日のタイトルは「とある疾患には美人が多い」です。

これは僕が学生の頃、教科担任だった整形外科医の先生が教えてくれたことですが、先生いわく整形外科医の間では有名な話だそうです。

学生の頃は「ホントかよ・・・」って思っていたんですが実際に現場に出るようになって自分で思い返してみたところ今のところ100％の確率で美人です（整形外科医スゲェー）

その疾患名は・・・

特発性側弯症です

特発性側弯症とは、幼児期や思春期の成長に伴って背骨が側方に彎曲し側弯を呈するもので、通常の背骨の彎曲は前後方向のみで後方から見ると真っ直ぐになるが、側弯症では後方から見ても彎曲して見えます。

原因は明らかとなってはいませんが、女性に多く、骨の成長に伴って変形し成長の終了と共に彎曲の悪化も停止します。

成長に伴って悪化するので10歳前後で発見される場合が多く、近年は脊柱検査が学校検診の項目にも入っているのでその際にに見つかることもあります。

側弯のカーブが軽度の物は経過観察ですが中程度では装具の装着となり、更にカーブの強いもの（コブ角40～45°）は手術の適応となります。

それほど珍しい疾患でもなく、日本人の0.72％に何らかの側弯があるとされその中でも手術が必要になるのは0.2～0.3％ほどと言われています。

※整骨院やカイロプラクティック・整体などでは特発性側弯症を治すことはできません。側弯からくる筋肉の張りや痛み・不快感に対する施術はできますが、変形を治すことは手術療法以外では不可能です。

当院では思春期で側弯の増強の可能性がある場合は整形外科を紹介し、対症療法のみでも良いから施術を受けたいという患者様には対症療法のみ行っています。

※特発性側弯とは違い、生活習慣などによる側弯は改善することができますので一度ご相談ください。

ここからは医学的なデータがあるわけでもなく僕の経験と推察ですが、特発性側弯症に美人が多いのは太りにくい体質にも関係があるのではないかと考えています。

過去それなりの数の特発性側弯症の患者様を診ていますが僕の診た中では肥満の方は一人もいませんでした。

側弯により胃が圧迫されやすく大食いができないのが理由の一つではないかと思います。

実際に患者様に聞いたところ一度に沢山食べられないという方がほとんどでした。

特発性側弯症があっても手術が必要になるものは少なく、自分でも側弯に気付かない場合も多いです。

軽度な側弯であれば思春期を過ぎれば変形が大きくなることも殆どありません。

過度に気にすることもないのですが親御さんは思春期は少しだけ気を付けて見てあげてください。

IGAスポーツ整骨院

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